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楽しみな宇宙ニュース2020

1/12(日) 10:00配信

ギズモード・ジャパン

宇宙大航海の時代。

2020年は月への有人飛行、火星や太陽への無人飛行など、かつてない数のミッションが動き出しそう。

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ほかにも小惑星ベンヌからのサンプルリターンや、イーロン・マスク率いるスペースX社により膨大な数のスターリンク衛星がローンチされたりと、いろんな意味で目が離せない年となりそうです。

ひとつひとつご紹介していきましょう。

NASA、ふたたび月を目指す

ケネディ政権下のアポロ計画が人類を初めて月面に送り届けてから50年が経ちました。アメリカに栄光をふたたび…! のスローガンを引っ提げたトランプ政権が、今度は「アルテミス計画」で月への有人飛行を目指しています。

しかも、NASAには2024年までに任務を遂行するようにと、いかんせんぶっきらぼうな要求を通達済。かなり強気なデッドラインを設定したものの、議員たちからは早くも疑念の声が上がっています。

というのも、NASAがアルテミス計画を成功させるためには相当な資金が必要なんですね。アメリカ政府は2021年度の予算案を2020年3月に決議する見通しですが、その時点でNASAがどれぐらいの資金を調達できるか、そして果たして2024年までに計画通り月面に宇宙飛行士を送り届けられるのかが明白になります。

具体的には、NASAは250億USドルの追加資金を予算委員会に申し出ているそうですが、これはほんの一部に過ぎないとされており、いまだにアルテミス計画に必要な資金の総額は明かされていません。

総額がいくらであれ、もしアメリカ議会がNASAに充分な資金を調達できない場合、そもそもタイトなスケジュール上に組み込まれていたアルテミス計画が、2024年までに遂行されるのは難しくなりそうです。もちろん、計画自体は2024年以後に成し遂げられる可能性は充分にあるわけですが。トランプ氏と米議会のどちらもが、月への有人飛行を火星への有人飛行の重要な足掛かりと位置付けているのは確かなので、今後の動向が注目されます。

また、2020年内にはどの民間企業が月面着陸機のデザインと建設を受注するかも明らかになりそう。候補者にはボーイングやジェフ・ベゾス氏のブルーオリジンなどが挙がっており、もしかしたらマスク氏のスペースX参入の噂も。

その月面着陸機と宇宙飛行士とを月面に送り届ける肝心のロケットはNASAが開発中ですが、2021年にならないとテストフライトにこぎつけなさそう。2024年に定められたデッドラインまでギリギリの進行状況だと言えそうです。

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最終更新:1/12(日) 10:00
ギズモード・ジャパン

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