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中国で肺炎多発ついに死者…訪日客70万人「春節パンデミック」の恐怖

1/12(日) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 インフルエンザ、ノロウイルスに加えて、さらなる脅威かもしれない。中国・湖北省武漢市で多発している原因不明の肺炎。同国営中央テレビが複数の患者から「新型コロナウイルス」を検出したと報じ、同市当局は11日、61歳の男性患者が死亡したと発表した。25日から始まる「春節」を前に、日本でも不安の声が上がっている。

 コロナウイルスは、2003年に中国で猛威をふるったSARS(新型肺炎)や、12年から中東を中心に感染が拡大しているMERS(中東呼吸器症候群)の原因となったウイルス。検出されたウイルスはこの2種類と異なるという。

 今のところ、武漢市での原因不明の肺炎患者は59人。1人が死亡、6人が重症、8人が8日に退院したという。韓国でもソウル近郊の会社で働く30代の中国籍の女性が先月半ばに武漢に出張後、肺炎と診断されて治療を受けている。

 心配なのは、中国が間もなく「春節」を迎えることだ。昨年の1~2月の訪日中国人は月70万人超え。「春節パンデミック」になりやしないか。厚労省に聞いた。

「今のところ、人から人への感染は確認されていないので、中国からの訪日客が増えても感染するリスクは低いと考えられます。個人で渡航を自粛する必要はありませんが、今回の新型ウイルスに限らず、インフルエンザや風邪予防のために、手洗いやうがい、マスクの着用を心がけた方がいいでしょう」(結核感染症課)

 ちなみに、中国の電子決済大手「銀聯国際」と旅行大手「携程」が発表した「中国人海外旅行消費報告2019」によると、中国人に人気の観光スポット1位は大阪。東京が続き、名古屋、京都、沖縄、福岡もトップ10入りしている。

 予防を心がけることに越したことはない。

最終更新:1/12(日) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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