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総統選 米国やフランスの学者、台湾の民主主義制度を称賛

1/12(日) 20:47配信

中央社フォーカス台湾

(パリ中央社)11日に投開票された総統選について、フランスや米国の学者からは、台湾の民主主義を称賛する声が寄せられている。

仏シンクタンクSynopiaで世界の政治的ガバナンスを研究するアレキサンドル・マラファイ氏は中央社の取材に対し、蔡総統の圧勝という結果は2つのメッセージを伝えていると説明。1つ目は、台湾の運命はその手に握られており、運命の行く先は独立、自分たちの国家を建設することだとした。同時に、「一国二制度」が終結を迎え、「二国二制度」に取って代わられることの証明にもなったとの見解を示した。2つ目は台湾の人々の「勇気」だと指摘。「台湾は小さいが、人々は民主主義のために代償を払うのをいとわない」というメッセージを発信したとし、勇気ある決断をした台湾人に「敬服した」と語った。

マラファイ氏はさらに、台湾の民主主義は世界において数少ない真の民主主義だと言及し、「台湾の民主主義はわれわれに多くの導きを与えた。世界の民主主義国家はこれを共に守る責任がある」と述べた。

フランス戦略研究財団のアントワーヌ・ボンダズ研究員は取材に対し、今回の選挙結果は台湾の民主主義防衛メカニズムの健全性を示したと指摘する。総統選の投票率が74.90%に達したことを念頭に、台湾の人々は極めて高い投票率で自らの選択をはっきり表明したとし、「これは台湾の民主主義制度の勝利だ」と評価した。

選挙に合わせて訪台した米政治学者のカーリス・テンプルマン氏は中央社の電話取材に応じた。テンプルマン氏は、台湾の開票作業で得票者の氏名が投票用紙1枚1枚読み上げられることに触れ、「台湾の民主主義の透明性、公開性、自信は、全世界が見習えるものだ」と称賛。選挙後の台湾は「新たな希望と強靭さを有するだろう」との見解を示した。また、選挙戦で虚偽情報やデマ、インターネット上で世論の誘導を図る中国の「網軍」の干渉があったことを指摘した上で「民主主義は誤った情報に打ち勝てると台湾が証明した」とたたえた。

(曽テイセン、周世恵/編集:名切千絵)

最終更新:1/12(日) 20:47
中央社フォーカス台湾

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