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[大桃美代子さん]48歳で「えっ、白内障と緑内障?」…失明の不安 手術へ

1/12(日) 7:11配信

読売新聞(ヨミドクター)

一病息災

 テレビのバラエティーや情報番組などでお茶の間の人気者になった。好奇心が持ち味。新潟県の出身で食や農業に関心が高く、自ら無農薬米作りに取り組んでいる。また、韓流ドラマの宣伝番組出演がきっかけで、語学留学もしたほどの韓国通だ。

 元気に活動していた2013年2月、目のかゆみを感じた。目やにのようなものが出ていたので、綿棒で取ろうとするとビューッと伸びて取れない。目やにではない。「花粉症とかアレルギーかな」と心配して、眼科を受診した。

 視力や眼底、眼圧、視野などの検査を受けて、医師の診断を聞いた。「アレルギーではなく、白内障が進んでいます。それに緑内障です。目から出てきたのは粘膜ですが、それは問題ありません」

 「えっ」と言葉を失った。「白内障はお年寄りの病気でしょ、それに緑内障って失明の危険が……」

 白内障は目のレンズの役割をする水晶体が白濁する病気で、多くは加齢に伴って起こるが、若くして発症する場合もある。緑内障は、視神経に障害が起こり、視野欠損や失明の原因になる。

 「白内障は様子を見ましょう。緑内障は進行性の病気ですが、いい点眼薬があるので、それで管理していきましょう。心配いりませんよ」と医師に言われた。この時、48歳。「なんでこうなっちゃったんだろう……」。失明の不安もあって落ち込んだ。

人工眼内レンズに取り換える手術

 2013年、48歳の時に白内障と診断されて驚いたが、思い当たる症状もあった。視野がぼやっとするので、眼鏡を洗ってかけ直してみるが変わらない。「視力が低下したのかなぁ。眼鏡の度を調整しよう」と思っていた。同時に緑内障と診断され、3、4か月に1度眼科に通い、緑内障の点眼薬を使うようになった。

 それから1年あまりすると、昼間、光が乱反射してまぶしく感じるようになった。困ったのは台本など手元の文字が読みにくいことだ。鏡を見ると、右目の真ん中が白く曇っている。老人性の白内障は周囲から白くなるが、若年性は中央からかすんでくることが多いという。

 仕事に差し支えるので、14年6月、白濁した右目の水晶体を人工の眼内レンズに取り換える手術を受けた。水晶体は対象の距離に合わせて膨らんだり薄くなったりしてピントを合わせる。一方、人工レンズの焦点は固定で、焦点が一つの単焦点と遠近に合う多焦点レンズがある。

 「多焦点は遠くも近くも見えるけど、その間の見たい所が見えづらいことがある」と説明を受けて、単焦点レンズを選んだ。

 手術では、目の水晶体を超音波で砕いて吸い出し、眼内レンズを入れる。10分ほどで終わり、日帰りだった。「レンズを入れたら驚くくらいはっきり見えました。明るさが違いますね」

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最終更新:1/12(日) 7:11
読売新聞(ヨミドクター)

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