ここから本文です

「人生行路照らして」 新成人が文化財に点灯/船橋

1/12(日) 12:03配信

千葉日報オンライン

 千葉県船橋市宮本の「船橋大神宮」で11日夜、年に一度だけ境内の県有形民俗文化財・灯明台(とうみょうだい)に明かりを灯(とも)す令和初の「灯明台記念祭」が行われた。男女8人の新成人が晴れ着姿などで参加し、全員が電源のスイッチを押すと、100年以上の歴史を誇る灯明台にじわりと明かりが灯った。

 新成人に向けて大神宮の千葉敏宮司は「灯明台の明かりのように、新成人の皆さんの人生行路に明かりが灯るように」と成人を祝った。

 振り袖姿で参加した同市の石井志穂さん(20)は「音響の専門学校に通っており、将来はアーティストたちの役に立てるような音響の仕事に就きたい」と抱負を語った。

 同記念祭が行われた灯明台は、かつては常夜灯だった。船橋沿岸を航行する船舶の目印として重宝されてきたが、1868(慶応4)年の戊辰戦争で社殿とともに焼失。80年に再建されると、95年に停止されるまで政府公認の私設灯台として活用された。

 再建から100年が経過し、1981(昭和56)年に「100年祭」が開かれて以降、新成人が点灯する灯明台記念祭を毎年開き、今回は39回目。

最終更新:1/12(日) 12:50
千葉日報オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ