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子どもの「課題解決力」を育む対話とは[やる気を引き出すコーチング]

1/12(日) 12:21配信

ベネッセ 教育情報サイト

コーチ仲間のAさんには、中学2年生の娘さんがいます。バレーボール部で部長を務めているそうですが、先日、家庭でこんな悩みを口にしました。

「もっとみんなにやる気を持って練習してもらいたいのに、塾とかいろいろ忙しそうで、がんばってる子もいるけど、そうじゃない子もいて、最近いまいち雰囲気が良くないんだよね。先輩が引退して、私の代になって急にダラダラしてるって言われるのはイヤ。もう!部長なんか引き受けなければよかった…」
こんな時、このお子さんとどんなコミュニケーションをとりますか?

課題解決につながらない声かけ

「あなたが引き受けたんでしょ!今さらそんなこと、私に言われても困るよ。最後まで責任持ってやりなさいよ!」
「大丈夫!大丈夫!そんなに深刻にならなくても。そのうちなんとかなるって。あんまり気にしないほうがいいよ」
「それはあなたのせいじゃないよ。がんばっていないみんなが悪いんでしょ。それにそういうのは、顧問の先生がもっと注意すべきことじゃないの?あなた一人がそんなに悩まなくてもいいことだと思うよ」
などと言ってしまうのは、いずれも、あまり建設的なコミュニケーションとは言えません。安易に「がんばりなさい」と励ましたり、誰かのせいにしたりするだけでは、この子の問題は解決しませんし、課題解決力を高める絶好の機会を活かすことにはなりません。

ゴールを明確にする質問から

日頃からコーチングをしているAさんの対応はさすがです。
「そうか。そんな気持ちなんだね」と、お子さんの言葉をいったん受けとめたうえで、質問をしていきます。
「それで、あなたはどうしたいと思っているの?」
「え?やっぱり、みんなにもっと前向きに練習に参加してもらいたい。そういう部にしたいって思う」
「そう。みんなが前向きに練習しているってどんなイメージ?どんな状態になればいいの?」
「うーん、まず、みんなが時間通りに練習に来るってことかな。それから…」
質問をして話を聞いているうちに、お子さんの部活における目標がだんだん明確化されていきます。
「そう!私はこんな部を作りたいんだ!」と自分が目指すゴールが明確になると、それだけで少しやる気も湧いてくるものです。

現状の不平不満を延々と言っているだけでは、課題解決にはつながりません。まず、どこに向かいたいのかをはっきりさせる。そのための対話をします。

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最終更新:1/12(日) 12:21
ベネッセ 教育情報サイト

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