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中日1位石川昂に漂う長距離砲の雰囲気…だから焦るな!!「いつかは1軍」の思い秘め体づくりを[川又米利評論]

1/12(日) 7:30配信

中日スポーツ

 焦るな! かつての竜の代打男がドラフト1位・石川昂弥(たかや)内野手(18)にアドバイスを送った。新人合同自主トレが11日、ナゴヤ球場で始まり、石川昂が与田剛監督(54)の前で初めて練習。第一目標とする春季キャンプ1軍に向け、スタートしたが、本紙評論家の川又米利さん(59)は、素質を高く評価をしながら、自身の経験から、まずはプロとしての体づくりを求めた。

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 石川昂にまず言いたいのは「焦るな」「プロの体をつくれ」ということだ。

 素質があるのは確かだ。新人合同自主トレ初日、軽いティー打撃でも、バットは最短距離で球をとらえていたし、大きなフォロースルーは、長距離砲の雰囲気が漂う。

 体も高校生にしては、できていると思うが、強さはないと思う。私も高校からの入団だったが、星野仙一さん、木俣達彦さんらそうそうたるメンバーがいた時。まず、人を寄せ付けない雰囲気があったし、体もいかつかった。

 当然である。高校時代は、日暮れが早い冬の時期など、練習は2時間ほど。授業もある。プロはほぼ1年間、それも3、4倍の時間を使って鍛えているのだから、強さが違うのは当たり前。まずは、1シーズン戦う体づくりが何より大切だ。

 幸い、チーム状況も、内野は一塁・ビシエド、二塁・阿部、遊撃・京田、三塁・高橋の線が濃厚。早急に石川昂の力が必要でもないから、首脳陣の気持ちも同じだろう。

 ただし、1軍への思いを捨て、2軍で泥にまみれろと言っているわけじゃない。いつでも1軍を意識することは大事だ。私の1年目、開幕1軍から漏れたが、2軍で安打を重ねていると、早くも5月に1軍から声がかかった。4打席目で安打も打てた。1軍とは、「行きたい」と思うと同時に「呼ばれるもの」なのだ。でも、その肝心な時にけがをしていたら何にもならない。だから焦らず、体を鍛えることが大事なのだ。

 中日の球団史上、立浪のようなケースもあるが、あれは例外中の例外。これからは日々、「いつかは1軍」の思いを秘め、汗を流せばいい。(本紙評論家)

最終更新:1/12(日) 7:30
中日スポーツ

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