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【超エンスー車、落札ならず】Cタイプ・レプリカ BHオークション

1/12(日) 16:50配信

AUTOCAR JAPAN

Cタイプ・レプリカの概要

・1300万円からスタート
・流札
・予想落札額は1500~2500万円だった
・ジャガー初のル・マン優勝車がモチーフ
・シャシーNo.XKC041を再現
・製作はクラシック・ジャガー・レプリカズ
・流麗なアルミボディなど細部まで緻密に再現
・走行距離計の表示は8691マイル(約1万3987km)
(落札金額には手数料等別途費用がかかります)

【写真】出品されたCタイプ・レプリカ【ディテール】 (13枚)

Cタイプ・レプリカの詳細

1948年にデビューしたジャガーXK120。エレガントなスタイリングに加え、アストンマーティンやベントレーと性能は同等ながらも圧倒的に安価だったことから大人気となり、ジャガーのイメージを決定づけるモデルとなった。

1950年10月、ジャガーの創始者であるウィリアム・ライオンズは、ジャガーのイメージをよりスポーティなものへと高めるため、XK120をベースにしたレーシングカーでル・マン24時間レースへ参戦することを決定。Cタイプ(XK120C)の開発・製造を急ピッチで進めた。

そして、レーススタートの僅か6週間前となる1951年5月に1号車が完成。その後、2台が製作されたCタイプは計3台でル・マン24時間レースに参戦し、初出場ながらジャガーに初優勝をもたらすことになる。

翌1952年には空力特性を追求してフロントを低く、テールを長くした改良版を開発するが、小型化したグリルが裏目に出てオーバーヒートに悩まされる結果に。同年のル・マン24時間レースでは大型ラジエーターを装備したが効果はなく、出走した全車がオーバーヒートによってリタイヤしてしまう結果となった。

1953年のル・マン24時間レースでは再び1951年仕様に近い形状で出場し、2度目の優勝を果たしている。

飛行機メーカーから移籍したマルコム・セイヤーの手によってデザインされたボディは、ボディとフェンダーの段差をなくし、ヘッドライトはフロントフェンダーに埋め込むなど、飛行機で実践された極力凹凸をなくす滑らかなデザインで、レーシングカーとは思えないほどのエレガントさまでをも備えていた。

そんなCタイプはいまだに人気が高く、英国を中心にレプリカの製作も盛んだ。そうしたレプリカ製作メーカーの中でも、精度の高さに定評があるのがクラシック・ジャガー・レプリカズである。

可能なかぎりオリジナルを忠実に再現したアルミボディの美しさは特に定評があり、内装に関しても当時のパーツを使用するなど、こちらもレプリカの域を超えた本物感がある。エンジンや足回りは60年代のジャガーのテクノロジーを流用。より信頼性の高いスペックが与えられている。

出品車は1953年にプライベーターに向けて製造されたシャシー# XKC041をモチーフとしており、車体番号のプレートまで再現された。車検証上の車体番号表記もXKC-041となるが、あくまで精緻に仕上げられたレプリカ・モデルである。

ただ、本物のプライスが余裕で億超えとなり、しかも滅多に市場に出回ることもない現状を考えると、これだけよく仕上がったレプリカという選択肢にもまた、大きな需要があることは確かである。

AUTOCAR JAPAN

最終更新:1/12(日) 16:57
AUTOCAR JAPAN

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