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メジャーリーガーの五輪出場の可能性は? MLB球団元GM「LAで3日間なら…」

1/12(日) 13:27配信

Full-Count

アメリカはまだ東京五輪出場権を手に入れていない

 野球のアメリカ代表は昨年末の「プレミア12」で東京五輪の出場権を逃した。3月に8チームで行われるアメリカ大陸予選(アリゾナ州)が次のチャンスで、それを逃せば6チームによるインターコンチネンタル予選が待つ。どちらも簡単ではない戦いで、MLB球団のトップ選手なしでは厳しいと、米経済誌「フォーブス」は指摘する。

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「プレミア12」ではエンゼルスのジョー・アデル外野手といったトッププロスペクトは参加した。しかしMLB球団の40人枠に収まる選手は入らず、これまで野球で五輪出場経験のなかったメキシコにも敗れた。

 過去に複数のメジャーリーグ球団のGMを務めたサンディ・アルダーソン氏は最近、バリー・ブルーム記者のコラムサイトで次のように語ったという。「私がメジャーリーグで仕事をしていた時に、私は、野球がオリンピックの種目として残されるように努力したが、その試みは成功しなかった」。同氏は野球の発展のため、既存のマーケットだけでなく新規開拓すべきと主張。そのために五輪が重要だと指摘したという。

 アメリカが金メダルを獲得した2000年シドニー五輪は、ベテランや40人枠に入っていない有望選手、マイナーリーガーなどで構成したチームだった。アンダーソン氏は「あの夏は、今でも本当によい思い出だよ」と振り返る。しかし、MLBが40人ロースターに入っている選手を出場させなかったことが原因で、国際オリンピック委員会は野球を夏の五輪競技から外すことにしたのだと、「フォーブス」は伝える。

 アルダーソン氏はコミッショナーのもとで働いていた1998年~2005年に、メジャーリーガーが五輪でプレーできるプランを作ったが、当時のコミッショナーであったセリグ氏はそれを拒否した。そして、現在のロブ・マンフレッドコミッショナーも行動を起こす気はないようだという。

 今後、メジャーリーガーが出場する可能性についてアルダーソン氏は、シーズン中のため難しいことだと認めながらも、「絶対に可能性はあると思う。実現させるには新しい試みやクリエイティブになることが必要だ。オリンピックでプレーする期間を短縮する必要があるかもしれない。もしロサンゼルスで行われる3日間のトーナメントなら調整できる」と、MLB側ではなく五輪の開催方法の変更にも言及した。

 2024年パリ五輪で野球は行われないが、28年ロサンゼルス五輪では再び野球が採用される可能性は残されている。その際にはMLBが計画を変えるのか、それとも試合方式を変えてメジャーリーガーを参戦させるのか、注目が集まる。

Full-Count編集部

最終更新:1/12(日) 13:27
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