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早大―明大決勝戦、人気、強さ次世代へ選手と運営の「ONE TEAM」…明大OB天野義久観戦記

1/12(日) 6:00配信

スポーツ報知

◆ラグビー全国大学選手権決勝 早大45―35明大(11日、国立競技場、観衆=5万7345人)

【図表】早明戦の得点経過

 明大ラグビー部OBでサントリーなどで活躍し、昨年話題となったTBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」にも出演していた俳優・天野義久(47)が新しい国立競技場で行われた早大―明大の決勝戦を観戦。1993年度にフランカーとして全国制覇を経験している天野がスポーツ報知に観戦記を寄せた。

 全てが一新された国立競技場は、観客の皆さんの声がより響くスタジアムという印象でした。6万人近いファンが来られたこともありますが、歓声は地鳴りのように反響し、グラウンドで戦っていた選手の背中を押してくれていたと思います。僕自身、1994年の(93年度)大学選手権決勝では明大で優勝メンバーの一員として昔の国立競技場のトラックを1周したことがラグビー人生の大きな思い出の一つ。ファンの皆さんと喜びを分かち合えた機会は本当にうれしかった思い出です。

 新しい時代に、新しいスタジアムで伝統の一戦。明大OBとしては、もちろん母校を応援していましたが、結果は早大が勝利。悔しさも残ります。ただ、対抗戦で完敗しながらFWを中心に全く違うチームとして挑んでいた早大の修正力は本当に素晴らしかった。後半、明大も本来の力を見せてくれましたが、久々にこれだけ両校がトライをたくさん決める試合を見られて、国立初のラグビーのゲームとしては大いに盛り上がりました。

 この試合でもラグビーの素晴らしさを感じてもらえたかと思いますが、12日にはトップリーグも開幕します。昨年のW杯は日本中が一つになって大きな波を作ってくれました。昔は今回のように6万人が来る試合が1年に数回ありましたけど、今はなかなかそういう機会もありません。新しいファンを増やしていくために、さまざまな努力が必要です。

 両校の選手は最後まで勝利のために頑張り続けてくれました。あとは運営する側も、選手と「ONE TEAM」となっていくことが次の世代に人気や強さを受け継いでいくことになると思います。(俳優、明大ラグビー部OB)

 ◆天野 義久(あまの・よしひさ)1972年11月22日、東京都生まれ。47歳。国学院久我山高で全国高校ラグビー8強。明大では主にフランカーとして93年度の大学選手権優勝メンバー。卒業後はサントリーや海外でプレー。7人制日本代表にも選出された。引退後はコーチやスポーツ関連事業を手がけながら、2010年に俳優デビューし「西郷(せご)どん」「陸王」「ノーサイド・ゲーム」など多数のドラマに出演。183センチ。

報知新聞社

最終更新:1/12(日) 10:07
スポーツ報知

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