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ジェネリック化率、本県は全国4位

1/13(月) 10:36配信

山形新聞

 先発医薬品から、より安価な後発医薬品(ジェネリック医薬品)への切り替えについて、県内の2018年度の切り替え率は31.2%に上った。東北ではトップで、全国でも4番目の高さ。継続的に服薬している患者への通知に加え、県内では薬を処方する医師や薬剤師が積極的に情報提供していることが背景にあるとみられる。

 県内の中小企業の従業員や家族が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)山形支部がまとめた。協会けんぽでは▽20歳以上▽生活習慣病(高血圧、糖尿病など)や慢性疾患(リウマチ、ぜんそく)などで長期間(14日以上)にわたり継続的に薬を服用―の条件を満たす加入者に切り替えを通知。山形支部では、県内約40万人の加入者のうち6万4163人を抽出し、18年8月と19年2月の2回にわたって、経済的負担が軽減されるジェネリック医薬品の利用を通知した。このうち31.2%に当たる2万47人が切り替えた。切り替え率が全国で最も高いのは熊本支部の31.7%で、全国平均は27.7%だった。

 県内の年代別の切り替え率は、70~74歳が38.4%と最も高く、65~69歳の37%、60~64歳の35%と続いた。年齢が上がるほど健康リスクが高まり、使用する薬剤の種類が増える傾向にある。ジェネリック医薬品に切り替えた場合には、薬代の軽減額も大きくなる。

 切り替え率が高い理由について、同支部は通知サービスによる効果のほか、医薬品を供給する医師や薬剤師などが切り替えに関して普段から積極的な姿勢にあることなどを挙げ、「さまざまな機会を捉えて、ジェネリック医薬品への切り替えを積極的に促していきたい」としている。

 ジェネリック医薬品は先発薬の特許が切れた後に販売される薬。有効成分が同じでも安価なため、増大する医療費の抑制や薬代の負担軽減につながることが期待される。

最終更新:1/13(月) 10:36
山形新聞

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