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「泣いたぞ~!」実況が絶叫! “アヤカ・ロック”でONE3連勝「勝って泣くまで」が三浦彩佳の真骨頂

1/13(月) 8:02配信

AbemaTIMES

 勝負が決した瞬間、「泣いたぞ~!」の絶叫が実況席から響いた。

 1月10日、タイ・バンコクで行われたONE Championship「ONE: A NEW TOMORROW」。プレリムで登場した三浦彩佳(TRIBE TOKYO M.M.A)がマイラ・マザールに勝利し、ONE3連勝を飾った。今回も得意の袈裟固めからのアームロック(通称アカヤ・ロック)での1本勝ち。勝ち名乗りとともに“恒例”の号泣も飛び出し、いよいよタイトル戦線に名乗りを上げる準備は整った。

【映像】勝った三浦は号泣、実況は絶叫

 日本の女子大会DEEP JEWELS、パンクラスなどを経てONEに主戦場を移した三浦は、アジア進出の総合格闘家で着実に成績を収めて来た1人。昨年は、ラウラ・バリン(アルゼンチン)、サマラ・サントス(ブラジル)にいずれもアヤカ・ロックで1本勝ちを収めている。

 しかし今回の対戦相手、ラウラ・マザールは過去の実績・経験を踏まえると格上の選手。中国の大会「クンルン・ファイト」では、アジア人初のUFC女子王者となったジャン・ウェイリーと接戦を繰り広げ、KO率も高い決定力のあるストライカーである。実力もさることながら、Evolve MMA所属ということで、2年ぶりの復帰戦で三浦を踏み台にONEでタイトル戦線に打って出る思惑も透けてみえる。

 1ラウンド、マザールの打撃を警戒する三浦が十分な距離をとりながらタックルをうかがう。2度目のダブルレッグで潜ると、マザールの左右の強打がヒットしヒヤリとする場面も。一方、三浦の寝技に注意を払うマザールは、密着しての勝負を避けていた。しかし柔道出身の三浦は、じわじわとコーナーに相手を追い詰め、頭を左脇で抱え鮮やかな首投げを放つ。すでに腕は半ば決まり勝利の方程式は出来上りつつあるが、マザールもここは何とか回避、それでも三浦は袈裟固めをガッチリと決める。1ラウンド終了まで3分、時間は十分にある。

 袈裟固めが決まった状態だが、マザールも空いた右腕での鉄槌など抵抗に出る。ポジションをずらし、三浦も殴りながら肩固めでニアフィニッシュ、リング外からセコンドの長南の声が飛ぶが、ポジションの細やかな修正など冷静に実行し、残り20秒でサイドからパウンド、ヒジときっちり削りラウンド終了。

 2ラウンド、マザールは打撃戦で打開に出るが、三浦はすぐにダブルレッグからスタンドでの組みという1Rと同じ状況に持ち込む。投げられたくないマザール、腰を落としてコーナー際でバックを狙うが、三浦は首をガッチリ掴んでいる。三浦の足をフックして最後の抵抗に出たマザールだが、三浦のパウンドに足が緩るむと、再び袈裟固めの体勢。今度は右腕を足で挟んでしっかりと極める。ここでマザールはたまらずタップした。

 勝利のゴングを聞くと得意の号泣パフォーマンス「勝って泣くまでが三浦彩佳」、これでONE3連勝だ。三浦が特筆すべき点は全て同じパターンでの1本勝ちで収めている点だ。スタンド勝負での耐性などの課題は勿論あるが、対戦相手が十分に「三浦対策」をしてきたところでも、しっかりと1本決める形を持っている、ここまで来るとアヤカ・ロックがONEのタイトル戦線でどこまで通用するか気になるところだ。

 女子ストロー級の頂点には難攻不落のストライカーで気持ちの強さが信条のシャオ・ジンナンが王者として君臨し、アンジェラ・リーなど強豪がひしめいている。しかし、現UFC女子王者と互角の戦いをしたマザール撃破は、三浦にとって追い風となるだろう。

最終更新:1/13(月) 8:02
AbemaTIMES

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