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何でも、誰でも、丸ごと診る イギリスの家庭医

1/13(月) 12:01配信

GLOBE+

今回は、プライマリ・ケアの特徴の1つである、「すべての人のあらゆる問題に対応すること」についてお話しします。

第13回でも紹介した通り、イギリスでは、まず診療所がかかりつけの医療機関となって、地域住民の相談に乗り、必要に応じて病院など適切なサービスへと繋いでいくのが基本の形となっています。

診療所は、サービス利用者の年齢や性別または社会文化的背景、そして健康問題の種類や程度にかかわらず、健康に関することはどんな相談でも受け入れています。

風邪や胃腸炎などの急性的な問題や、高血圧や糖尿病などの慢性的な問題といったよくある内科的問題以外にも、小児科、産婦人科、皮膚科、精神科、緩和ケアなど幅広く診療科をまたいで診ています。こうしたアプローチを専門的には「非選択的に診る」と言います。

それでは具体例を前回お話しした外来診療、電話相談、在宅医療の3つに分けて、紹介していきます。

外来診療

- 36歳女性 - 数日前から喉が痛くて咳が止まりません。
- 50歳男性 - 職場の健康診断で引っかかってしまいました。どうやら血圧が高いのと血液検査の結果もおかしかったみたいです。
- 生後8ヶ月の赤ちゃん(母親と)- 2日ほど前から急に高い熱が出て、今朝から発疹がポツポツと...。
- 62歳男性 - ここ半年ほど何故か胸が痛くて。
- 32歳女性 - 生理でもないのに血が出るって普通ですか。
- 75歳男性(妻から)- 最近物忘れがひどくて。認知症じゃないですよね。
- 40歳男性 - 最近、夜の機能が衰えてきまして...。
- 14歳女性(母親と) - この子、昨日の学校の授業中に急に倒れちゃったみたいで。

電話相談

- 74歳女性 - また膀胱炎になったみたいです。。
- 35歳男性 - 花粉症がひどくて。出張中なので、近くにある薬局に処方箋を送ってください。
- 28歳女性 - 最近、ストレスを感じているのか、全然眠れません。
- 22歳女性(妊娠中)- つわりが酷くて、薬をもらえますか。
- 26歳女性 - 旅行に行くので生理を遅らせる薬をもらえますか。
- 41歳男性 - 飛行機が怖いので、リラックスできる薬をください。

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最終更新:1/13(月) 12:01
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