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洞爺湖底に100年 謎の大木発見 地形の変遷知る手がかりに?

1/13(月) 11:06配信

北海道新聞

町が新年度以降調査

 【洞爺湖】洞爺湖北側の湖底に長さ約10メートル、直径1メートル以上とみられる大木が1本立っているのが見つかった。旧洞爺村時代に編さんされた村史の記述などから、少なくても100年以上湖底に沈んでいるとみられる。洞爺湖北岸の地形変化の変遷を知る手がかりになる可能性があり、町は新年度以降、この木の調査を進める考え。

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 大木は昨年10月、洞爺湖芸術館付近の沖合で発見された。町の事業の一環で町内の環境や洞爺湖有珠山ジオパークの魅力をPRする映像を撮影中、水中カメラマンの関勝則さん=根室管内羅臼町=が偶然見つけ、映像に残した。

 町によると、この大木の樹種などは現時点で判明していないが、少なくとも100年は沈んだままとみられる。洞爺村史には「舟で沖に漕(こ)ぎ出すと、丁度(ちょうど)底が見えなくなる境あたりに、沈木が無気味(ぶきみ)に見える地点がある」「次第に上昇した水かさによって自然の姿のまま、徐々に、粛然と水没した」といった記述があるものの、湖底に沈んだ原因を裏付ける明確な根拠はなく、謎に包まれている。

 町は新年度以降、樹皮を一部採取するなどして「実態の解明を進めたい」としている。調査の結果次第では、洞爺湖北岸の地形の成り立ちをひもとける可能性もあるという。

北海道新聞

最終更新:1/13(月) 11:06
北海道新聞

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