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神保彰 目指すは「現役バリバリの80歳」 NY盤とLA盤を同時リリース

1/13(月) 12:05配信

時事通信

 フュージョン界で40年のキャリアを誇り、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」との共演などジャンルにとらわれない活動でも知られるドラマーの神保彰が、元日に2枚のアルバムを同時リリースした。

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 「26th Street NY Duo」(キングレコード)はニューヨーク、「27th Avenue LA Trio」(同)はロサンゼルスでのレコーディング。「NY盤は演奏家としての自分をより前面に押し出し、LA盤はメロディーを美しく聞かせることを一番のポイントに置いた」と言う。

 60歳を迎えた昨年は、毎年恒例のツアーに加え、日本のフュージョン界のビッグネームを迎えた還暦記念ライブの開催など、精力的な1年を送った。

 「赤いちゃんちゃんこと帽子姿の写真を撮りました」と笑いながら、「体力的にガタンと落ちた感覚はないし、気力も昔とそれほど変わりはない。むしろ、この先、80歳になっても今と同じぐらいのレベルで演奏や音楽活動ができればいいとの思いが生まれた」と穏やかに話す。

 NY盤とLA盤のアルバムを同時リリースするのは2年連続2回目。「録音する場所を変えればサウンドが劇的に変化することはある程度予想していたが、予想を上回る差があった」と神保。

 前作同様、NY盤はデュオ、ロス盤はトリオのアルバムにしたが、それぞれ複数のゲストを迎えて2パターンの共演を楽しめる新趣向も取り入れた。「前作よりカラフルな仕上がりになった」と満足げだ。

 自分の中にある「光」と「影」の部分を二つの作品に分けたという。アルバムジャケットに太陽をあしらったLA盤は「ふわっと柔らかいイメージになった」といい、親しみやすい。夜の月が描かれたNY盤は「カッツン、カッツン来る感じ」で、マニアックなムードが漂う。

 「ぱっと聴いた印象は違っても、両方とも自分の音楽。どちらか1枚ではなく、2枚組のような気持ちで聴いていただけたら」と話す。

 収録曲は、ライブの合間を縫って書きためた曲から自身がベストと感じたものをチョイスした。「レコードで育った世代」だけに、一つの作品としてのアルバムへの思い入れは強い。いつも念頭にあるのは「飽きないで最後まで聴いてもらえるものにしたい」との思い。「推しの曲が1、2曲あるだけではない、『全部が良い』と思えるものを目指しています」

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最終更新:1/13(月) 12:05
時事通信

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