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車いすバスケ「皇后杯」、令和初代女王の座をつかむのは?

1/13(月) 11:26配信

バスケットボールキング

 1月12日、神戸市中央体育館で「皇后杯 日本女子車いすバスケットボール選手権大会」が開幕した。今大会には全国から8チームが参加し、大会初日の1回戦、準決勝を勝ち抜き、決勝に駒を進めたのは、カクテル(近畿)とSCRATCH(東北)。13日には、日本代表クラスの選手たちを主力とする両チームが3大会連続で日本一の座を争う。

車いすバスケットボール女子日本代表「今年は成長の年」

決勝は3大会連続で同一カードに

 現在、大会5連覇中のカクテルは、昨年末のアジアオセアニアチャンピオンシップス(AOC)の日本代表が5人そろう全国随一の強豪だ。前回は長く日本のエースとして活躍してきた網本麻里がスペインのクラブチームでプレーしていたために欠場。それでも優勝を成し遂げ、頂点のザを守り抜いた。今回は網本が2大会ぶりに出場し、盤石の態勢で臨んでいるだけに、チーム力は前回大会以上と言える。

 1回戦は、大会直前に手首を痛めたキャプテンの北田千尋が出場時間わずか2分と主力の一人を温存しながら、パッション(四国)に60-17と圧勝した。続く準決勝のWing(関東)戦では序盤、オフェンスでボールが手につかずにキャッチミスするシーンが目立った。それでもこだわり続けるオールコートでのプレスディフェンスがしっかりと機能したことで、一度もリードを許すことなく、77-33で快勝。他を寄せ付けない強さが健在であることを証明し、決勝進出を決めた。

 一方、日本代表のキャプテン藤井郁美をはじめ、AOCメンバー4人が所属するSCRATCHは、1回戦で九州ドルフィンを75-23で破った。しかし、SCRATCHの3大会連続決勝進出を阻もうと襲い掛かってきたのが、準決勝でのBrilliant Cats(東海北陸)だ。2年連続3位のBrilliant Catsは3大会ぶりの決勝進出に強い執着心を持ち、SCRATCH戦の対策を立ててきていた。第1クォーターはその対策がしっかりと機能し、Brilliant Catsがリードを奪った。

 だが、SCRATCHは徐々にBrilliant Catsのバスケットにアジャストし、流れを引き寄せていった。なかでもチームを勢いづけたのは、第2クォーターの前半。5分半もの間、無失点に抑えながら、土田真由美が一人で12得点を叩き出したのだ。逆転に成功し、26-20とリードして試合を折り返したSCRATCHは、後半に大きく引き離し、71-32と快勝。今大会も決勝へと駒を進めた。

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最終更新:1/13(月) 14:30
バスケットボールキング

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