ここから本文です

フェイスブックがディープフェイクを禁止…抜け道はあるが、第一歩であることは確か

1/14(火) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

フェイスブックは1月6日、ディープフェイクをサイトから削除すると発表した。ディープフェイクとは、人工知能(AI)を使って動画や画像を偽のものとして見せることを指す。

しかし、フェイスブックの新しいポリシーには抜け道がある。これにより、風刺としてのディープフェイクや、洗練されていないツールで作成されたビデオは掲載が可能になる。

ナンシー・ペロシの改ざんされたビデオとマーク・ザッカーバーグのディープフェイク・ビデオは、どちらも新しいポリシーの下で許可される。

ソーシャルメディア監視団体やナンシー・ペロシ下院議長を含む批評家たちは、この抜け道を批判している。

フェイスブック(Facebook)は誤解を招くディープフェイク(Deepfakes)動画を厳しく取り締まる方針だが、新たに導入されたディープフェイク禁止ポリシーには抜け道がある。

ディープフェイクはフェイスブックとインスタグラム(Instagram)で禁止されている、と同社は1月6日夜のブログ投稿で発表した。ディープフェイクとは、人工知能(AI)によって操作され、現実ではないものを見せるための動画や画像のことだ。広く共有されている例は、女優エイミー・アダムの顔がニコラス・ケージと差し替えられている動画だ。

しかし、フェイスブックのポリシーはパロディーや風刺を意図したディープフェイクには適用されず、洗練されていないソフトウェアで作成された改ざんビデオも禁止していない。また、政治家の投稿に対する事実確認はしないというポリシーには変わりがないため、政治家が投稿したディープフェイクは削除されない。

この新しいポリシーは正しい方向への一歩として歓迎されているが、監視団体はさらなる対策を求めている。

非営利の人権団体Witnessのプログラムディレクター、サム・グレゴリー(Sam Gregory)氏はBusiness Insiderに対し「これはよいポリシーだ」と述べている。

「新たに出現する脅威に対して先手を打っている。目に見えないAIによる情報操作が真の課題をもたらすことを認識している」

グレゴリー氏はフェイスブックが新しいポリシーを準備する際にアドバイザーを務めた。

「ディープフェイクを扱うのは最初の一歩ではあるがそれだけでは十分ではない」と彼は付け加えた。

「既知の偽ビデオや扇動ビデオの拡散を迅速に減らすために、より明確な措置を取ることを確実にする必要があり、ユーザーやジャーナリストに何かがどのように操作されたかを理解してもらうツールを提供する必要がある」

1/3ページ

最終更新:1/14(火) 8:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ