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#MeTooに参加 インリンさんがセクシーを発信し続ける理由

1/14(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

M字開脚に込めた切実なメッセージ

 さて、台湾生まれのインリンさんは、家族と共に10歳の時に来日。短大時代の読者モデルを経て、グラビアの世界に足を踏み入れた。

 キュートな顔立ちと過激なポーズが注目され、あっという間にトップグラドルの仲間入り。最盛期には1カ月で雑誌グラビア約20誌、毎日3本のテレビ番組収録や生放送出演が続いたことも。メディアで見ない日はないほど引っ張りだこだった。

 かなり稼いだのでは?

「いえいえ、給料制だったので。業界では人並みだったと思います」

 グラビア界がまだ元気だったころ。時代にも恵まれ、待遇面で苦労した記憶はないそうだが、セクシーなコスチュームでの仕事が多かった分、悩みはあったようだ。

「しつこく触ってくる人がいて。肩を抱いてくるどころか、胸元に手を入れられたんですよ。私は一生懸命に仕事をしているのに……あの時は本当につらかったです」

 そういった経験もあり、グラビア時代から「強くてセクシーな自立した女性像」を意識して表現してきた。あの挑発的なM字開脚の裏には、現在の#MeToo運動に通じる「セクハラに負けない」というメッセージが込められていたという。

「女性にも自由なファッションを楽しむ権利があるはず。『セクシーな格好をしているおまえが悪い』なんていうのは女性を見下してますよね。その思いをこれからも発信していきたいです」

 撮られるのが好きで、セクシーであることが生きるためのモチベーションでもある、というインリンさん。母になった今も思いは変わらない。

「やっぱりグラビアが好きだから。何歳までとは決めてませんが、見てくださる方がいる限り続けていきたいですね」

(取材・文=小宮志保/日刊ゲンダイ)

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最終更新:1/14(火) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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