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不安定な中東情勢の中で日本の外交の真骨頂~安倍首相の中東歴訪

1/14(火) 16:50配信

ニッポン放送

イラン政権の運営難しく

森田)トランプ大統領もこのデモについて、「世界が見ているからイラン政府は弾圧しないように」とけん制していますね。

山本)これはその通りだと思います。イランの現政権は非常に難しい立ち位置になりましたよね。アメリカに対しても強い対抗姿勢を見せなければいけないのだけれど、国内からの批判にどう応えていくのか。2019年のデモ現場でかなりの人が死んだというのは聞いています。これからの政権の舵取りは難しいですね。

森田)イラン政府としては対アメリカというよりも、国内に目を向けなければいけないということになってくるのでしょうか。

山本)両方ですね。仕掛けとしてそこにイスラエルが絡んでいるのかという情報戦の部分にも関わってきます。

森田)イスラエルを巻き込んでしまうと、また大変なことになります。

山本)アラビア半島の混乱にもイランは噛んでいますので、大変ですね。

日本は不安定な中東外交において活躍できる

森田)一方で安倍総理は日本時間の13日未明に、サウジアラビアのムハンマド皇太子と皇太子の別荘で会談したようです。サウジとイランは敵対関係にあって断交が続いているわけですが、安倍総理としては軍事衝突を起こさないように抑制的な対応を求めていくということです。

山本)それはイランと日本の外交関係を踏まえながらの話になるので、これは非常に日本らしい外交の展開だと思います。

森田)タイミングも非常によかったと。

山本)その一方で、多国籍の枠に入らないで、独自の情報収集でアラビア海の北部に自衛隊の艦艇と航空機を派遣する。これも妥当な判断だと思っています。

森田)海上自衛隊の中東派遣、12日に哨戒機が出発しましたね。

山本)艦艇は2月に横須賀から出発になると思います。行かれる隊員の方には頑張っていただきたいですね。

森田)総理の外交についても非常にいいタイミングで、アメリカとイランとの仲介役のような形。そして、サウジやUAE、オマーンなどに上手く説明していくという外交ですね。

山本)突出はしないけれど粘り強くという、日本の外交の真骨頂という感じがします

垣花正 あなたとハッピー!
FM93AM1242 ニッポン放送 月-木 8:00-11:30

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最終更新:1/14(火) 16:50
ニッポン放送

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