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衣類やふとんにオシッコ…どうしたら防げる? 獣医師に聞いた

1/14(火) 11:39配信

デイリースポーツ

 こんにちは。今年の干支はねずみ。ねずみというと猫ちゃんをイメージしてしまう私。干支の始まりである子年も、皆さまの素敵な「ニャンだふるライフ」のお手伝いができたら嬉しいです。本年もよろしくお願いいたします。

【写真】ナマケモノみたい!?蛍光灯の傘の上でまどろむニャンコがカワユイ

 【質問】ゆーみん先生こんにちは。どうしても黒ネコがふわふわの毛布や衣類、ふとんにオシッコをしてしまいます。どうやったら防げますか?めっちゃ困ってるので、教えて下さい。(和歌山県・ミュシャ&ドビー)

 【回答】それはお困りですね。特にお布団の上に排尿されると被害は大きいです。まず猫は、掘ると排泄したくなる習性があります。柔らかく踏み心地が良いところではなおさらです。

 防ぐ方法としては、踏み心地が悪くなるようなカバーをかける、またすでに少しでも臭いが残っている場合は、臭いが残らないように徹底的に洗浄するか、難しい場合は廃棄することも必要になるかもしれません。

 トイレ以外での排尿は、一般的には、スプレー(マーキング)行動と不適切な場所での排尿行動の2つに分けられます。これらは根本的な原因が異なるのでどちらなのかを見極めることが大切です。

 立ったままで垂直面や特定の物や場所に少量の尿をかけ、通常の排尿はトイレを使用する場合はスプレー(マーキング)行動で、縄張りの主張や不安に基づく行動です。去勢手術をしていない雄猫の場合は手術をすることが最も効果的な方法です。それでも治まらないときは、不安になる原因を取り除いたり、安心を促すフェロモン剤を散布したりすることもあります。

 不適切な場所での排尿行動は、座った姿勢で排尿し、尿量は多量です。これは、今のトイレの環境に満足せず、好みの場所でしていることが多く、トイレは使用しなくなります。トイレ環境を改善するために、トイレの掃除回数、場所、数、サイズ、形、猫砂の種類などに注意し、適切なトイレ環境を作ることも大切です。また、膀胱炎や関節炎などの病気が関係していることもありますので長引くようであれば早めに受診してくださいね。

 お困りの排尿トラブルが落ちつき、猫ちゃんとハッピーな生活を送れますよう、願っています。

◆小林由美子(こばやし・ゆみこ) 獣医師。1990年開業の埼玉県ふじみ野市「こばやし動物病院」院長。米国で動物の東洋医学、自然療法を学ぶ。治療はもちろん予防やしつけなどにも造詣が深く、講演活動も行う。ペットと飼い主双方に寄り添う診療が信頼を得ている。

最終更新:1/14(火) 12:51
デイリースポーツ

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