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東京女子プロレス坂崎ユカ&伊藤麻希が英国上陸!「日本の100倍盛り上がりました! 」

1/14(火) 18:29配信

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数多くの実力選手が参戦する英国女子プロレス団体EVE

 DDTグループの女子プロレス団体、東京女子プロレスからプリンセス・オブ・プリンセス王者・坂崎ユカと前インターナショナル・プリンセス王者の伊藤麻希が海外遠征。英国の団体”プロレスリングEVE(イヴ)”が1月11日、ロンドンの229ザ・ベニューで開催したPPVイベント「WRESTLE QUEENDOM3(レッスルクイーンダム3)」に参戦した。

【ギャラリー】英国ファンも大熱狂!プロレスリングEVE「WRESTLE QUEENDOM3」に参戦した坂崎ユカ&伊藤麻希

 EVEとは、英国で唯一と言っていい女子プロレスの団体だ。2010年5月に旗揚げし、これまでにペイジ、アルファ・フィーメル、ニッキー・クロス、ケイ・リー・レイ、トニー・ストームら、WWE入りした選手も多数輩出。このリングを経由して日本にやってくるレスラーも増えている。そんな事実からも近年、欧州女子のレベルアップは明らかである。なかでもEVEはその中心的存在。欧州はもちろん、日本を含むアジアからも女子レスラーを随時招へいしており、ある意味で世界の女子プロレスラーが目指すリングにもなっているのである。13年5月から活動休止となった期間があるものの、16年3月に復活すると以後は定期的に興行を開催。18年には27回、昨年は24回の開催を記録した。東京女子が参戦した今大会は、通算85回目の大会で、坂崎&伊藤の参戦により22人の日本人がEVEのリングに上がったことになる。それだけに、世界の女子プロシーンで重要な役割を果たしていると言えるだろう。

 そして今回、EVEは東京女子から初めて選手を招へい。団体を代表し渡英した坂崎&伊藤には、それぞれシングルマッチが組まれていた。坂崎は英国のラナ・オースチン、伊藤はアイルランドからやってきた“セッションモス”マルティナとの一騎打ちだ。

日本と変わらぬ試合スタイルで英国のファンを熱狂させた東京女子勢

 坂崎の対戦相手であるラナは大会一週間前、(時差はあるが)東京女子の”イッテンヨン後楽園”の同日に日本人選手の参戦を聞きつけEVEのリング上から対戦をアピール。これが認められ、坂崎VSオースチンのシングルマッチが決定したいきさつがある。スピーディーな動きを得意とする坂崎とは対照的に、どっしりと腰を据えての闘いを挑むオースチンは”三児の母”という33歳。過去に日本行きの話もあったというが子育てを優先し来日の機会を失っていた。が、子どもたちも手がかからなくなったということもあり、かねてからの夢だった日本人選手との対戦を熱望したのだ。

 もちろん初対戦であり、スタイルの異なる両者だけに試合は予想のつきにくい展開となった。坂崎の方から場外戦を挑み主導権を奪おうとするが、オースチンも重量感ある打撃で応戦。ともに決め手を欠き、結果は15分時間切れの引き分けとなった。決着こそつかなかったものの、試合後はこの日初めてのスタンディングオーベーション、超満員札止めの観衆が両者に惜しみないコールと拍手を送っていた。ラナは夢が叶ったことに感謝するマイクアピール。坂崎の健闘を称えると、バックステージで「日本で再戦したい」と発言。それを聞きつけた坂崎は「立ち姿が強いなと思いました。ラナとはもちろんまた闘いたいし、私のプリンセス王座を懸けろってことですよね。いいと思います」と応じる構え。実現するかどうかは、東京女子の判断に委ねられそうである。

 つづいておこなわれた伊藤VSマルティナは、”酔いどれクイーン”の異名を持つマルティナがビール片手に試合に挑むという独自の世界観を貫けば、「世界一カワイイ」をキャッチフレーズとする伊藤も負けじと圧巻のパフォーマンスを全開。伊藤がマルティナのビールを奪い取り”酔っ払う”という相手の領域に入ってみせると、フライング・ビッグヘッドを爆発させ最後は変型テキサスクローバーホールドの新技、伊藤デラックスでギブアップ勝ち。最後はアカペラでB’zの「ultra soul」を熱唱し、場内を熱狂の渦に巻き込んだ。また、「世界一カワイイ伊藤ちゃ~ん」は英国でも認知されており、「cutest girl in the world」のチャントも発生。試合後の伊藤は、「申し訳ないですけど日本の100倍盛り上がりましたね。初めての地であれだけ盛り上がるのはやっぱり自分のスター性」と自己評価&自己満足。渡英直前には急きょ決まったサンダー・ロサとのタイトルマッチに敗れ大泣きした伊藤だが、大成功の英国遠征で再び“調子に乗る”ことができそうである。

 坂崎&伊藤、両選手とも大歓迎を受けた今回の英国遠征。EVEのプロモーター、ダン・リード氏も2人の闘いを高く評価しており、4月におこなわれる東京女子米国大会に向けて弾みをつけたと言えそうだ。(日付はすべて現地時間)

新井宏/Hiroshi Arai

最終更新:1/27(月) 17:14
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