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プロで燕・奥川にリベンジする! ロッテのドラ4・横山「次こそは勝ちたい」

1/14(火) 17:00配信

ベースボールキング

◆ ファンに見守られながらの練習

 「メニューとしてはすごくきついんですけど、このくらいやらなければ、プロでは活躍できないと実感しました」。

 ロッテのドラフト4位・横山陸人(専大松戸高)は、プロの練習の厳しさを感じながらも、充実した新人合同自主トレを送っている。

 新人合同自主トレ初日となった11日と翌12日は、ZOZOマリンスタジアムの一部を開放し、マリーンズファンに観られながらの練習となった。横山は「多くのファンがいるからこそ、自分たちは練習ができるんだなと思っています。すごくありがたい」と練習見学に訪れたファンに感謝した。

 横山は千葉県の高校出身ということもあり、高校時代にもマリンスタジアムでの登板経験はあるが、「高校のときとは違った緊張感があります」と、マリンスタジアムでの練習で、プロになったことを実感している。


◆ サイドスローのきっかけ

 横山は、サイドスローから最速148キロを誇る右腕。担当した榎康弘スカウトも「マリーンズに限らず全体的にサイドから強いボールを投げられるピッチャーがいない。昨夏に148キロを出したというのは魅力」と評価する。

 「兄の友達が野球をやっていて、楽しそうだなと思ってはじめました」と、小学3年生のときに野球をはじめ、そのときはスリークォーター気味で投げていたが、高校に入学してから本格的にサイドスローに挑戦したという。

 サイドスローでお手本にしているのは、今季からヤクルトで指揮をとる高津臣吾監督。「自分はシンカー系のボールを覚えたいと思っているので、そういうのを動画で見ていました」と、現役時代の高津監督の動画を見て勉強しているそうだ。


◆ ライバル・奥川との投げ合い

 その横山がライバル視しているのが、ヤクルトのドラ1右腕・奥川恭伸投手だ。横山は昨年12月に行われた新入団会見でも「中学時代に戦ったときに自分は負けているので、その悔しさをプロで晴らせるように頑張りたい」と、全国中学校軟式野球大会の決勝で投げ合ったことのある奥川の名前を、同年代で負けたくないライバルに挙げた。

 高校入学後、奥川が甲子園で活躍している姿を見て横山は「悔しいという思いが真っ先にあった。甲子園に出て自分が次は勝ちたいと思っていたけれど、それは叶わなかったので悔しかった」と振り返り、「次こそは勝ちたいという気持ちがある」と決意を新たにしている。

 とはいえ、まずはプロの舞台でプレーするための体を作っていく必要がある。本人も「体づくりから入って、そこから投球の技術であったりとかを学んでいきたい」と、いたって冷静だ。

 「多くのファンがいるからこそ、自分たちは練習ができる」。その気持ちを忘れず鍛錬を続け、将来は“ライバル”とする奥川に投げ勝つような投手に、そしてマリーンズの投手陣をけん引するような存在になってもらいたい。


取材・文=岩下雄太

BASEBALL KING

最終更新:1/14(火) 17:00
ベースボールキング

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