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年女の95歳泉さんお点前 金沢、初釜で担当

1/14(火) 1:21配信

北國新聞社

 約40年前から茶道の稽古を続け、今年で96歳になる年女の泉千鶴子さん(95)=野田4丁目=が13日、ホテル日航金沢で開かれた大日本茶道学会金沢支部の初釜(北國新聞社後援)でお点前を担当した。「茶道は大切な趣味。皆さんと和気あいあいと一緒に楽しめる」と話す泉さん。丁寧な所作でお茶を点て、集まった会員約10人が、生涯現役で精進を続ける姿勢を新たにした。

 金沢支部の初釜では毎年、年女年男の会員が、お点前を披露するのが慣例となっており、泉さんは今回、初めて担当した。

 泉さんは着物姿で茶室に入り、正座用の補助イスに座って、お点前を始めた。「とても緊張した」という泉さんだが、茶器、茶わんを清める所作などを一つ一つ丁寧に進めて、抹茶を点て、会員をもてなした。

 泉さんは大桑町の市老人福祉センター万寿苑に通い始めた65歳のころから、茶道を始めた。毎週金曜、同支部顧問の佐々木富仙(ふせん)さんの指導を受けて精進している。佐々木さんは「泉さんは、お茶を点てるのが上手。90歳を超えると、茶室に入るのも大変になるが、とても元気」と話す。

 初釜には、泉さんの勧めでお茶を始め、現在は佐々木さんのもとで稽古を積む孫の妻、泉巴香さん(35)もお点前を披露した。

 点前を終えた泉さんは「きょうは、皆さんが優しく見守ってくださった。これからも稽古を続けていきたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:1/14(火) 1:21
北國新聞社

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