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ボーイング19年納入、前年の半数以下に 737MAX事故響く

1/15(水) 13:54配信

Aviation Wire

 ボーイングは現地時間1月14日、2019年の民間機の年間納入機数が、前年比426機減の380機だったと発表した。3月に発生した737 MAXの墜落事故が大きく影響し、前年の半数以下に落ち込んだ。

 総受注からキャンセルを差し引いた「純(ネット)受注」は、980機減のマイナス87機。受注残は248機減の5625機となった。競合のエアバスは納入が863機(前年比63機増)、純受注は768機(同21増)で、納入・受注ともにエアバスが大きく上回った。

 機種別で見ると、737は納入が127機(前年比453機減)で純受注が183機のマイナス(858機減)、747は納入が7機(1機増)で純受注が0機(18機減)、767は納入が43機(16機増)で純受注が26機(14機減)、777は納入が45機(3機減)で純受注が4機のマイナス(55機減)、787は納入が158機(13機増)で純受注が74機(35機減)となった。

 737 MAXはエチオピア航空(ETH/ET)のET302便(737 MAX 8、登録記号ET-AVJ)が墜落した3月10日以降は、翌11日に米航空機リース会社アビエーション・キャピタル・グループ(ACG)へ引き渡した1機以降、納入なしの状態が続いている。2018年は580機納入した737のうち、737 MAXは256機。2019年は57機にとどまった。

 787は158機中、超長胴型の787-10は34機。シンガポール航空(SIA/SQ)やユナイテッド航空(UAL/UA)などが導入した。日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)が2機受領した。

Yusuke KOHASE

最終更新:1/15(水) 13:54
Aviation Wire

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