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「あなた好みの香水、選びます」。スタイリストによるセレクトサービスを展開するCeles(セレス)のビジネスモデル

1/15(水) 9:06配信

ネットショップ担当者フォーラム

皆さん、香水を使っていますか? 私は学生時代からずっと使っていますが、これだ! と思う物に出会うのが難しい・・・・・・。

そんな香水選びのお悩みを解決してくれる、日本初のネット香水提案サービス「Celes(セレス)」にインタビューを決行。セレスは、フレグランススタイリストの資格を持つスタッフが、ユーザー1人ひとりの希望に合わせた香水を選定するサービスを行っています。服やアクセサリー以上に、香水は試してみなければ買えないもの。そんな香水をECで販売し始めたきっかけや香水への思いを、代表のソールズベリー夏生氏とフレグランススタイリストの阿部奈恵氏に聞きました。写真:吉田浩章

 

市場規模が拡大しているネットを活用したら、香水市場も大きくなるのでは

――早速ですが、サービスを開始した理由とその経緯などを教えて下さい。

ソールズベリー夏生(以下、ソールズベリー):会社を設立したきっかけは、僕が香水を使いたいと思った時に「どんな香りが好きかわからない。けれど適当な物を選ぶのは嫌」という経験があったからです。

日本の香水市場規模は約400億円。人口が日本の約半分であるフランスやドイツの市場規模は約2000億円と言われているので、市場規模が小さいですよね。さらに日本人の約70%が香水を付けず、香水を使わない人の約35%が「何を付けたら良いかわからない」という調査結果も出ている。

「どんな香水を付けたら良いかわからない」という人たちをカバーできて、簡単にサジェストしてくれる人がいたら、香水を使う人が増えるのではないかと考えたんです。





ソールズベリー氏:「どうやって香水を使う人たちを増やすか」と考えた時に、「市場規模が大きくなってきているネットを活用したら、香水市場も比例して大きくできるのではないか」と考えたのがECサイトを立ち上げたきっかけですね。

周囲の人に香水について訊ねると、大体の人が「香水を扱っているデパートに行くのが面倒くさい」と言う。しかも地方では取り扱っている種類が少ない。けれど、ネットなら地方の人でも色々な香水を手に入れることができる。そういった利便性から「気軽に小さいサイズを試して、気に入ったら大きいサイズを購入してもらう」という流れが作りやすいと思い、その流れが大きくなったら香水の市場規模拡大にもつながると考えました。

――香水市場の拡大には、まず気軽に香水を試してもらうのが必要だと。

ソールズベリー氏:香水はフルボトルだと2万円程する物もあります。それより容量の少ない50mlでも1万8000円くらい。お客様の中には「50mlでも使い切れるかわからない」と悩む方が多い。自分の好きな香りか、使い切れるか自信が持てない状態で高い香水を買うのは、少し抵抗がありますよね。

それから、お客様からよく聞くのが「デパートで接客されるとプレッシャーを感じてしまい、試した中で良さそうな物を買ってしまう。けれど実際使ってみると気に入らなかったことがある」ということ。セレスでは小さいサイズで実際に試していただいて、本当に良いと思うものを大きいサイズで買える仕組みです。お客様はもちろん、販売する側やブランドにとってもメリットがあると思います。

――フルボトルを買うってよほど気に入ってないと買えないですもんね。

ソールズベリー氏:そうですね。服は毎日違うコーディネートができますが、香水を大きなボトルで買ってしまったら難しいじゃないですか。食べ物のように毎日同じだと飽きてしまうこともありますし。海外では違う香水を何本か持っていて日によって変えています。香水を使う人が増えてきたら、日本も徐々にそうなっていくのではないかなと思います。

阿部奈恵(以下、阿部):気分やシーンによって変えることもできますしね。最初付けた時はあまりピンとこなくても、少し時間が経つと馴染んでくる香水もあるので。

 

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最終更新:1/15(水) 9:06
ネットショップ担当者フォーラム

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