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100以上の機能を拡張、追加したオープンソースCFDソフトウェア最新版

1/15(水) 13:10配信

MONOist

 ヴァイナスは2019年12月25日、企業利用向けオープンソースCFD(数値流体力学)ソフトウェア「HELYX v3.2.0」の提供を開始した。ソースコードと共に提供される。初年度の保守料を含めた年間のフローティングライセンス価格は252万円からで(税別)、同社では2020年度に30ライセンスの売り上げを見込む。

 ENGYSが開発したHELYXは、高速、高品質のオートメッシャやロバスト性のあるソルバを搭載し、使いやすいGUIによりスムーズに計算設定できる。1ライセンスで並列数、ジョブ数無制限の解析が可能だ。連成ソルバやアジョイント最適化ソルバなどを追加すれば、機能の増強や計算速度の高速化もできる。

 最新版のHELYX v3.2.0は、「View Tab」追加により可視化機能を強化。断面表示や流線の描画などを簡単かつスムーズに可視化できる。可視化した断面や流線のグループ化、手順の保存、読み込みなどの機能も追加されている。

 また、HELYX-GUI上での操作を記録して自動的にPythonスクリプトとして出力し、実行する新しいマクロ機能をサポート。これにより、メッシュ生成、境界条件などの設定、ソルバの実行、ビューイングなど複雑な計算プロセスが自動化、標準化される。

 ラッピング機能には、新アルゴリズムも追加した。表面メッシュの1~2格子幅程度の寸法の隙間を自動的に検知して、ウォータタイトモデルにできる。他にも、計算時間を短縮する効率的なソルバ構造(Unified Solver Framework)への移行改良など、最新版で拡張された機能や新機能は100を超える。

MONOist

最終更新:1/15(水) 13:10
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