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Sonosはリサイクルを全然わかってない

1/15(水) 19:00配信

ギズモード・ジャパン

単純に新しいのを買ってほしいだけなんじゃ...。

古い電子機器をポイ捨てするのは環境にとって非常に悪影響です。だから、テック企業は最近リサイクルプログラムに力を入れています。Sonos(ソノス)も昨年10月にこの動きに参加し、アップグレードプログラム、「Trade Up(トレードアップ)」をローンチしました。

これは「同社の古い製品を責任持ってリサイクルした人」を対象として新製品の値段を割引するもので、聞いた感じは理にかなったプログラムです。しかし問題は、持っているスピーカーを文鎮化させ、中古品やリファービッシュ製品として売れなくしなければ参加できないという点です。

リユースなき「リサイクル」

問題が表面化したのは、カリフォルニア州、サン・ラファエルのRenew Computersでリサイクルを行なっているDevin Wilson氏による、Trade Upプログラムに対する怒りのツイートからでした。彼によると、とある客が彼の元を訪れ、何の問題もないSonos Play:5を5つ持ち込みました。しかし、客がスピーカーを「リサイクルモード」にしてしまったため、5つすべて中古品として売り出せなかったのです。このモードをオンにすると21日のカウントダウンが始まり、カウントが終わるとSonosのサーバーがブラックリスト入りさせ、完全に文鎮化させます。

リサイクルモードはスピーカーのハードウェアを傷つけるわけではありません。Sonosのウェブサイトによると、その目的は「安全にリサイクルできるように、データを完全に消去してスピーカーを完全に使用停止にする」ことだそうです。しかし文鎮化すると、リサイクル業者はスクラップするしか手がありません。もちろん、ゴミ捨て場に放置されるよりは全然良いのですが、中古品やリファービッシュ品として売るよりもエネルギーを必要とします。

「まだ使えて価値がある電子機器をリファービッシュして再利用(リユース)するのが環境にもっともいい方法だし、それがあるからうちもビジネスとしてやっていけるんです」Wilson氏は米Gizmodoにダイレクトメッセージで答えました。「雇い主には無許可ででもこの事を広めようと決めました。環境のことが大切で、ちゃんと使える電子機器が捨てられるのが我慢ならない僕は、Sonosの偽善と、このプログラムによる酷い行動には本当に腹が立っているからです」。

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最終更新:1/15(水) 19:00
ギズモード・ジャパン

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