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<医療コラム>医師が解説、冬本番の健康管理 手足が痛くてリウマチが心配…関節エコー検査がお勧め

1/15(水) 9:57配信

埼玉新聞

 厳しい寒さを迎える中、体調不良に心配はつきもの。この季節の健康管理について、医療法人さとう埼玉リウマチクリニック理事長の佐藤理仁医師が解説します。

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 「寒くなってきて、体のあちこちが痛いなぁ」

 そんな経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか?

 冬本番、体が痛いとクリニックにご相談にいらっしゃる患者さまが増えております。

 そんな「寒さ」と「痛み」を起こす気を付ける病気に関して、実際クリニックにいらっしゃった患者さんの声をもとにご紹介させて頂きます。

■ケースファイル(28歳女性)

 笑顔が素敵な方で、保育士さんとして、お子さんのお世話や後輩スタッフさんへのサポートなど活躍されています。

 今年11月頃より、手指と手首の痛みを感じるようになりました。

 普段からお仕事で小さなお子さんを抱っこすることが多く、腱鞘炎かな?と思って様子を見られていました。しかし、手指と手首の痛みはいっこうに良くならず、そのうちに両膝や両足指の痛みも出てくるようになりました。立膝やしゃがんでお子さんとお話をする機会が多かったのですが、痛みで今までのようにお仕事をするのが難しくなってきてしまいました。

 先輩の勧めもあってお休みをとり、お近くの整形外科医院にかかりました。手・膝・足など沢山のレントゲン写真をとり、「骨には問題ないよ。仕事で使い過ぎでしょ。」との診断でした。

 「なにか病気ではなくてよかった」ホッとしたのもつかの間、手指・手首・膝・足指の痛みはひどくなる一方で、特に寒さの厳しい朝や、寝起きは手足が硬くこわばって動かずことが出来ません。12月に入ると、お仕事を休む日も出てきてしまいました。よくみると手足の痛い関節は、ほんのり赤く膨らんで腫れているように見えます。

 しかし、整形外科医院でのレントゲン写真では問題なしの診断。困ってネットで自分の症状を検索してでてきたのは「関節リウマチ」という病気。しかも、早期の関節リウマチはレントゲンでは写らないので、「関節エコー検査」が必要と書いてあります。

 早速「関節エコー検査」ができるリウマチ専門クリニックを探されて当院を受診。

 関節エコー検査をさせて頂いたところ、手指・手首・膝・足指の関節の中に炎症が起きており、血液検査結果とも合わせて早期の関節リウマチと診断されました。

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最終更新:1/15(水) 9:57
埼玉新聞

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