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いちご狩りは「行く時代」から「来る時代」へ SNS映え間違いなしの新たなバスツアーが話題

1/15(水) 9:46配信

Hint-Pot

「記憶に残る“体験”が大切」 見た目倒しじゃない企画力が肝

 いまや日本全国で生産され、新たな品種が次々と登場する大人気のフルーツ、いちご。ハウス栽培が主流の現在は、1月から3月頃の寒い季節に最盛期となり、とれたてのいちごが味わえるいちご狩りバスツアーはこの時期に佳境を迎える。これまではバスで数時間移動し、農園まで向かうのが当たり前だった。しかし、令和のいちご狩りバスツアーは、いちご狩りの方が“こちらへとやってきてくれる”ようだ。なんと前売り券が発売開始45分で売り切れたという、驚きのバスツアーを体験した。

【写真】SNS映え間違いなしの「いちごさんバスツアー」 実際の内装やアフタヌーンティーセット(5枚)

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 ペアで7600円という価格ながら、前売り券発売直後に完売し、新たないちご狩りツアーの形として大きな話題となっているのは、クラブで泡まみれになる「泡パ」や天候に左右されずに楽しめる体験型花見「SAKURA CHILL BAR by 佐賀」など革新的イベントを次々と生み出してきたクリエイターのアフロマンスさんが手掛ける「いちごさんバス」だ。

 2018年にデビューしたばかりの佐賀県産の新種「いちごさん」を五感で楽しめるという、体験型バスツアー。真っ赤なボディにいちごの柄が描かれた2階建てのロンドンバスに乗車し、東京オリンピック・パラリンピックの開会式が開催される新国立競技場や、昨年オープンしたばかりの渋谷のスクランブルスクエアなど、注目の新名所を35分間かけて回る。

 体験乗車中、道行く人が真っ赤なバスにいちごをぶら下げたかわいらしいデザインに目を引かれ、次々とカメラを向けていた。そして、取材中にもまさにSNSでこのバスを見かけたという投稿が。アフロマンスさんは「今の時代、街に広告が溢れている。見た目がかわいいのは当然で、記憶に残る“体験”がまず大切だ」と語る。

バスツアーは5日間限定 当日券も僅少に

 周遊中には、3つ星レストラン勤務経験もあるシェフが考案した「いちごさん」をふんだんに使った5品のスイーツを味わうアフタヌーンティーが楽しめる。見た目もかわいいスイーツは、佐賀県の名物のひとつ、気球をモチーフにしたハンドメイドの台にのせられており、お茶はロイヤルガーデンカフェ 青山で提供しているオリジナルブレンドティーが、持ち帰り可能な「いちごさん」オリジナルタンブラーに注がれている。「いちごさん」の特徴である、甘みと酸味のバランスが絶妙で、ジューシーな味わいが存分に堪能できる。

 そしてなんと言っても画期的なのは、乗車後すぐにバスの1階で行われる15分間のいちご狩り体験だ。佐賀県産の完熟した大きくて色鮮やかないちごが、なんと大都会の神宮外苑前で摘めるのだ。「いちごさん」を実際に「触」り、「味」わえるだけでなく、車内は甘いいちごの「香」りに包まれ、「音」楽にのりながら、2階建てバスの高さから普段見ることができない東京の景色に「目」を奪われる。

 この企画を担当した、佐賀県産業労働部 流通・貿易課課長の金澤智寿子さんは、「企画を見たときからワクワクが止まらなかった」と話し、企画への自信がうかがえる。

 バスツアーは1月15日(水)~19日(日)の5日間限定。前売り券はすでに完売しているが、臨時便を増やし、先着順で1日30席まで当日券も用意。また、バスチケットを入手できなかった場合は、ツアーで提供されるスイーツと同メニュー「いちごさんアフタヌーンティー」3600円ペアセット(ひとり1800円)が、「ロイヤルガーデンカフェ 青山」にて1月15日(水)から28日(火)までの2週間に限り楽しむこともできる。

 佐賀県が「佐賀ほのか」以来、約20年ぶりに開発したという「いちごさん」。生まれたばかりの新たないちごは、今後そのブランド力を東京に、そして世界にどのようにアピールしていくのか、注目を集める。

Hint-Pot編集部

最終更新:1/15(水) 12:32
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