ここから本文です

甘糟りり子さん、50代だからこそ楽しめる、実家の“整えなおし方”

1/15(水) 6:01配信

magacol

甘糟りり子さんが両親から受け継いだ家を、整えなおしながら暮らしています

鎌倉市にあるご実家で、80代半ばのお母様と2人で暮らしている作家の甘糟りり子さん。

昭和初期に建てられた日本家屋はたいへん趣きがありますが、不便もありそうです。どう折り合いをつけて整えなおしているのでしょうか。

稲村ケ崎海岸に近いご自宅を訪ねてみました。

今回は1月号本誌より、一部抜粋してご紹介します。

■50歳で、立派な古民家を整えなおし始めた理由

お父様が使っていた合掌造りの書斎を、現在はリラックススペースに。

20代は最新トレンドを追いかける書き手として、作家となった30代以降も都心のマンションでひとり暮らしをしていた甘糟さん。

「42歳で芝浦の高層マンションに引っ越してから、体調を崩してしまって。住まいが自分に合わなかったこともありますが、常にアグレッシブな生き方を強いられる都会の生活にちょっと疲れてしまったのかもしれません。そこで、海の見える鎌倉で暮らそうと、43歳の時に実家に戻ってきたんです。」

ご実家は日本建築の粋を極めた一軒家。昭和初期に別送として建てられた数寄屋造りの家でした。40年近く前に、福井県から合掌造りの古民家の梁を運んできて改装し、さらに、蔵造りの部分も増築。

父が6年前に亡くなり、母も高齢なので、50歳の時から私がこの家の主として管理することになりました。

日本建築のよさを生かしつつ、いかに今の自分の暮らしにマッチさせていくべきか。今も現在進行形で、両親から受け継いだ家を整えなおしている最中です。

■何はともあれ耐震工事は必要です

整え始めてから、まず手をつけたのが建物の耐震構造を強化することです。

家の中心部にあたる数寄屋造りの和室は『耐震工事』などという概念がない昭和の時代に建てられているので、大きな地震があった後は特に不安でした。数寄屋部分の壁を一度崩し、中に筋交いを入れる工事をしてもらって建物の補強をしました。

安心して暮らせるように、建物を頑丈にすること。古い家に住むうえでは最初にやるのはそこかなと実感しています。

1/2ページ

最終更新:1/15(水) 6:01
magacol

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事