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あわや万引き!?ばーちゃんが握りしめるミカン袋に孫、戦慄「お米忘れた」作戦始動

1/15(水) 7:10配信

なかまぁる

青山ゆずこです! 祖父母が認知症になり、ヤングケアラーとして7年間介護しました。壮絶な日々も独学の“ゆずこ流介護”で乗り切ったけれど、今思えばあれでよかったのか……? 専門家に解説してもらいました!

【もっと見る】やばいやばい、万引きGメンがくる!

あれ? ちょっとまって、それお会計した……?

ある日、じーちゃんとばーちゃん、ゆずこの3人でスーパーで買い物をしていた時のことです。一週間分の食料を買って、さあ帰ろう! でもちょっと買いすぎちゃったなあ……と思いながら店を出ようとした瞬間。目の前を歩くじーちゃんとばーちゃんが見慣れないモノを持っていたのです。
ばーちゃんがつかんでいたのは、5個入りのみかんの袋。あれ? みかんなんて買ったけ……?と一瞬混乱するわたし。
そして次にじーちゃんを見ると、手には派手なリボンを付けた、ケタケタと不気味に笑いながら動くピンク色のくまの人形がありました。いやいや、それは絶対に買ってねえ。

絶対にレジを通していない商品を2つも持って、今にも店を出ようとしている一行。このままじゃ店を出た直後に背後から、「お客さま、何かお忘れものはないですか?」と万引きGメン(万引きを発見・取り締まる人)から声をかけられてしまう!

万引きGメンといえば、昔2時間ドラマで女優の木の実〇ナさんがよくその役をやっていて、商品の棚の影から『(犯人が万引きを)やるよ、やるよ……やったよ!!』と確保する瞬間に憧れたっけ。そして20代のとき一度だけ、『万引きGメン募集!(初心者可)』という募集を見つけてガチで応募したわたし。その結果、書類選考で落とされたわたし。無念。

意識をそらせて、手の中の“ブツ”を奪え作戦!

混乱したのかいろいろな思い出が頭の中を駆け巡ってしまいましたが、こうしている間にも二人は商品を持って外に出ようとしています。でも今までの経験上、ここで「それはまだお金払ってないでしょ!」「なんで持ってきちゃったの!」と強く正論を言ってしまうと、暴れて手が付けられなくなる可能性もあります。そこでとっさに出たのが、
「あ! そういえばお米買い忘れちゃった!」という一言。※本当に買い忘れていたのですが、フリでも構いません。
「重いから一緒にきてよ~。あとどれ選べばいいか分からないから、ばーちゃん選んで」と話しかけます(じーちゃんは黙って後をついてきます)。

そしてお米売り場についたら、「ちょっとこれ持ってて」といって2キロか5キロくらいのお米を二人に持ってもらうのです。すると自然と手からみかんや人形が離れるので、そのまま会話を続ければ、いつの間にか忘れてしまいます。
うちの場合は持っていた物に特別固執することなく、「これはなんだろう」と手にとったはいいものの、そのまま忘れて無意識で外に出ようとしてしまうことが多かった気がします。中には「私はどうしてもこれがほしい!」と固執する方もいるかも知れませんが、意識を自然と別の方に向けてみる、荷物を持ってもらうなどしてほかに何も持てないよう両手を塞いでしまうというのも一つの方法だと思います。

そしてようやく店を出て、自分の車に荷物を積むゆずこ。しかし、

「あ゛」

スーパーのカートの下に入れたトイレットペーパーと、2リットルのお茶6本入りの段ボールの存在をすっかり忘れておりました。やばいやばいやばいやばい、木の実○ナがくる。人のことよりまず自分じゃん……と、ふたたびトボトボとスーパーへ戻っていくはめになったのでした。

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最終更新:1/15(水) 7:10
なかまぁる

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