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“明暗”くっきり...飯縄山麓の2つのスキー場 スキー離れ、雪不足も影響 “転換期”の業界 長野

1/15(水) 16:26配信

NBS長野放送

■長野市街地から近い2つのスキー場

 特集はスキー場についてです。長野市街地に近い飯縄山の麓には2つのスキー場があります。いずれもスキー離れや雪不足の影響で苦境に立たされてきましたが、ここに来て明暗がくっきりと分かれています。2つのスキー場の週末を取材しました。

 長野市街地から望む飯縄山。山すそには2つのスキー場があります。南側が「飯綱高原スキー場」、東側が「いいづなリゾートスキー場」です。1月11~13日の3連休、2つのスキー場を取材すると大きな差が見えてきました。

■南側の「飯綱高原スキー場」 思い出残し...今シーズン限りで廃止へ...

 こちらは飯綱高原スキー場。アクセスのよさから長く市民に親しまれてきました。長野市の滝沢さん親子。ここは息子の雄飛くんが「スキーデビュー」を果たした思い出のスキー場。この日、父と子で当時を懐かしみながら滑っていました。

長野市・滝沢俊和さん:
「初めてスキーデビューをしたのがここ。最初はソリから。よく遊びに来ている場所だったので悲しいですね」

雄飛くん(小6):
「もう少しやってほしかった。とにかく楽しく滑って、思い出をちゃんと残して終わりたい」

 飯綱高原スキー場は、現段階では今シーズン限りで廃止することになっていて、まもなく半世紀にわたる歴史に幕を下ろそうとしています。

■最盛期は23万人が来場 長野五輪会場にも...

 市がスキー場を設置したのは、1965年(昭和40年)。最盛期の1984年には23万人余りが訪れました。そして、90年代には…。

(記者リポート)
「かつては長野オリンピックの会場にもなり、世界中の視線がこのスキー場に注がれました」

 長野五輪ではモーグルの競技会場となり里谷多英選手の金メダルに沸きました。

■スキー離れや雪不足 「残念だが、時代の流れ...」

 しかし、スキー離れや雪不足による営業期間の短さもあって利用者は2万9000人にまで減少。持ちこたえられなくなった市は民間事業者の中から譲渡先を募りましたが応募はありませんでした。

飯綱高原スキー場・宮下匡支配人:
「子どもの頃から関わっていたスキー場。なくなるのは残念だが、時代の流れから見るとしょうがない」

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最終更新:1/20(月) 15:54
NBS長野放送

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