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徴用工「日本も解決策を」 文大統領、安倍政権に要求

1/15(水) 11:14配信

西日本新聞

 【ソウル池田郷】韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は14日、年頭の記者会見に臨み、元徴用工問題について韓国側は既に解決案を示しているとの立場を示し「日本も解決策を提示し、膝をつき合わせて話し合うべきだ」と安倍晋三政権に要求した。ただ日本側は元徴用工への賠償問題は1965年の日韓請求権協定で解決済みとの立場を示しており、呼びかけに応じるかは不透明だ。

 文氏は日韓関係を「未来志向で発展させる意思は強固だ」と述べた。今夏の東京五輪について「積極的に協力する」として、韓国高官を派遣する見通しを示した。一方、日本による輸出規制強化措置を「残念に思う」とし、改めて撤回するよう促した。

 文氏は元徴用工問題について、被告の日本企業の資産売却まで「時間の余裕はない」と早期対応の必要性に言及した。元従軍慰安婦問題を巡る2015年の日韓合意が事実上白紙化したことを引き合いに「最も重要なことは被害者の同意を得ることだ」と強調。元徴用工問題で代理人らが日韓の政財界関係者などによる協議会を設置する提案を受けて「韓国政府は参加する意向がある」と語った。

 北朝鮮の非核化については米朝や南北間の対話が停滞している現状を「楽観はできないが、悲観する段階ではない」との認識を示した。トランプ米大統領が8日の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の誕生日を祝う親書を送ったことなどを前向きに受け止めた。

最終更新:1/15(水) 11:14
西日本新聞

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