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「差別、許されない」東大特任准教授の解雇に対し、学生が思うこと

1/15(水) 18:29配信

BuzzFeed Japan

東京大学は1月15日、差別発言で問題となっていた同大学院の大澤昇平特任准教授について、懲戒解雇処分とした、と発表した。

大澤氏は2019年11月、自身が経営するAI(人工知能)開発会社「Daisy」では「中国人は採用しません」などツイート。さらに、「そもそも中国人って時点で面接に呼びません。書類で落とします」などと相次いでツイートし、「中国人に対する差別」と批判を浴びていた。【 BuzzFeed Japan / 冨田すみれ子 】

東大は1月15日付けのプレスリリースで、大澤氏がSNS上で「『東大最年少准教授』の肩書きのもとに国籍・民族を理由とする差別的な投稿」をしたことなどは「遺憾」とし、「このような行為は本学教職員として決して許されるものではなく、厳正な処分をいたしました」と説明した。

さらに、教員ら大学関係者に対する根拠のない誹謗・中傷をするツイートをしていたことから、懲戒解雇を決めたとしている。

説明会で涙流す中国人留学生も

大澤氏が寄付講座で教えていた情報学環では多くの留学生を受け入れており、特に中国からの留学生が多かったことから、学内からも多くの批判が集まっていた。

大澤氏は12月、自身の発言について謝罪のツイートをしたが、今回の処分の発表を受けて、Twitterで「処分は不当だ」「東大の対応は間違っている」と反論している。

東大情報学環長・学際情報学府長の越塚登氏は「特定の国籍または民族による差別が含まれており、学環学府として到底許容できるものではありません」などと、大学のホームページで繰り返し声明を出してきた。

大学は学生や留学生などを対象に、説明会などを開いてきた。

説明会に参加した学生はBuzzFeed Newsに対し、「説明会で中国人留学生は涙を流しながら、声を震わせてマイクを握り、大学側に説明を求めていた」と振り返る。

大澤氏のツイートがあった4日後、大学側は見解を発表した。しかし、それは「学生たちの気持ちに寄り添い、学環・学府長として私自らが断固として差別と闘うことを表明するメッセージとはなっていなかった」として、11月28日に改めて学生へのメッセージを出していた。

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最終更新:1/15(水) 18:53
BuzzFeed Japan

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