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北ハッカー組織、文正仁氏の講演ファイルを装いサイバー攻撃

1/15(水) 9:47配信

朝鮮日報日本語版

 文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官の講演ファイルを装った「スピア・フィッシング(特定の個人や企業を狙うサイバー攻撃)」が行われていた。セキュリティー専門企業のイーストセキュリティーが14日に発表した。北朝鮮のハッカー組織「キムスキー」が関与したものとみられる。

 このサイバー攻撃に使用されたウイルスは「文正仁・統一外交安保特別補佐官の米国国益センターでのセミナー」というワード・ファイルに仕組まれていた。このファイルは今月6日(米国時間)に米ワシントンの米国国益研究所で行われた「2020年の北朝鮮展望」をテーマにしたセミナーの内容が記録されたものだった。ファイルをクリックすると、マイクロソフト社のワードが開くと同時に上段にセキュリティーの警告が表示され、文書を見るには「コンテンツ使用」というボタンをクリックするよう英文で指示するメッセージが表示される。このボタンをクリックするとパソコンがウイルスに感染し、情報が奪われるようになる。さらにこのパソコンはハッカーからの命令を待ついわゆる「ゾンビPC」となり、新たな被害を拡散する恐れもある。

 イーストセキュリティーのムン・ジョンヒョン氏は「今回のサイバー攻撃を調べてみると、特定の政府(北朝鮮)から支援を受けているキムスキーのウイルスのパターン、さらに攻撃スタイルなども同じだ。そのためこの組織による犯行と推定できそうだ」と説明した。キムスキーは昨年10月にも今回と同じやり方を使い、北朝鮮難民救出を要請するファイルを装ってスピア・フィッシング攻撃を行った。

最終更新:1/15(水) 11:24
朝鮮日報日本語版

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