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中国最大の旅行サイト、韓国ツアー販売を開始直後に削除

1/15(水) 10:07配信

朝鮮日報日本語版

 中国のある大手旅行会社のサイトが韓国への団体ツアーをネットで販売したが、これが韓国メディアに報じられると同時に削除した。中国は韓国による米国のTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備に対する報復として、韓国ツアーのオンラインでの宣伝や販売を禁じている。ある業界関係者は「中国には韓国を旅行したい人も多いが、中国政府の顔色をうかがい今回のようなことが起こったようだ」とコメントした。

 旅行業界などによると、中国最大のオンライン旅行会社「シートリップ」は先日、タイと韓国をまわるツアーをネットで販売した。タイのバンコクとソウルを訪問する4泊5日の日程だった。ところがこの事実が韓国メディアに報じられると、14日の時点ですでに販売が中断していた。

 2016年に韓国がTHAADを配備すると、中国は翌17年3月に韓国へのツアー観光を禁止にする規制で報復に乗り出した。その後17年12月の文在寅(ムン・ジェイン)大統領訪中を前後した頃から、中国は北京や山東など一部の都市に限ってオンラインでの韓国ツアー販売を再開した。ただしその後もネットで韓国ツアーの宣伝やクルーズ、専用機の利用、THAADの敷地を提供したロッテグループ関連の免税店やホテルなど、これらが含まれたツアーの販売は禁じられている。

 今年上半期に中国の習近平・国家主席の来韓が予定されていることから、中国の旅行会社の間では海外旅行の「限韓令解除」に対する期待が高まっている。このような中で旅行会社が中国政府や客の反応を確認する目的で、オンラインで韓国ツアーの販売を行ったと業界関係者はみている。ある中国国営の旅行会社も先日、オンラインで韓国ツアーの販売を開始したが直後に取りやめたという。

 中国の旅行業界関係者は「中国人の海外旅行先は多様化していると言われるが、それでも韓国旅行の需要は多い」「上半期に予定されている習主席の来韓をきっかけに、業界では韓中関係の改善を期待する声が上がっている」とコメントした。

最終更新:1/15(水) 11:24
朝鮮日報日本語版

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