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【映画『アバター』の世界観】メルセデス・ベンツ、コンセプトカー「AVTR」をCESで披露

1/15(水) 11:10配信

AUTOCAR JAPAN

CESで披露された、ビジョンAVTR

text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)


メルセデス・ベンツは、映画「アバター」の制作チームと協力し、コンセプトカー、ビジョンAVTR(Advanced Vehicle Transformation)を開発した。

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映画「アバター」は、22世紀半ばのヒューマノイド種を描いた、ジェームズ・キャメロンの2009年の映画で、今回はその制作チームの協力を受けている。

月曜の夜、ラスベガスのCESでのお披露目には、メルセデス・ベンツの会長、オラ・ケレニウスのもとに、キャメロンと、アカデミー賞を受賞したプロデューサーのジョン・ランダウ、プロダクションデザイナーのベン・プロクター、アートディレクターのアーシュリータ・カマスを含むアバター制作チームの主要メンバーが一同に揃った。

「アバター」の世界観をデザインに

ビジョンAVTRは、4人乗りで、斬新なデザイン、アクティブなエアロダイナミクス・エレメント、ホログラムベースのヒューマン・マシン・インターフェイス、天然素材、あらたな電気駆動のアイデアなどが盛り込まれている。

量産化の計画はないが、人間、機械、自然のより密接した関係を実現すべく、デザイナー、エンジニア、トレンドリサーチャーの遠い先の未来へのアイデアが盛り込まれている。

同社のコンセプトカー、BionicとBiomのオーガニック・テーマなど、最近のメルセデス・ベンツのデザインを連想させる。

メルセデス・ベンツのデザイン責任者、ステファン・コールは、このコンセプトカーは「人を中心としたデザインの、新しい形とアイデアを自由に並べたようなもの」で、そこから22世紀のSクラスの姿が想像できるだろうと述べている。

「映画『アバター』の世界観を慎重に研究し、このコンセプトカーに取り入れました」とコールは話す。

「人を中心としたデザインとは、そこに人を当てはめるということではありません。まったく新しいアプローチを採用しました。どこにも直線はありません。すべてが曲線です。また、明るさと透明感を重視しました」

コールは、メルセデス・ベンツのデザイナーが「アバター」のセットデザイナーと会い、将来のモデル・デザインに「自然」が大きな影響力をもっていくだろうと話したと言う。

「通常のクルマのデザインには、必要のないことです」とコールはAUTOCARに語った。

「 しかし今回は、自然とのより密接な結びつきが必要だと感じました。環境に適応した生き物というアバターの大前提を、ビジョンAVTRに反映しようと試みました」

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最終更新:1/15(水) 11:10
AUTOCAR JAPAN

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