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広末涼子、長渕剛と初共演 “計算なき熱さ”にビックリ「常識にとらわれないところがすごい」…1・17公開「太陽の家」

1/15(水) 11:00配信

スポーツ報知

女優の広末涼子(39)が、長渕剛(63)と初共演した映画「太陽の家」(権野元監督)が17日に公開される。「ミュージシャンらしくライブ感を大切にする方」と20年ぶりに主演を務める長渕の印象を語り、映画について「暑苦しいくらいの家族愛の物語」と愛着を込める。今年、節目のデビュー25周年を迎え、長男は自身のデビュー時と同じ15歳に。「やっと女優の仕事は一生もの、天職だと思えるようになった」と目を輝かせた。(有野 博幸)

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 主演の長渕とは初共演。広末は「ライブ感を大切にされる方で、瞬間的に感情を形にする。役者は先の展開を計算して、こぢんまりとなってしまうから、長渕さんの熱さが新鮮で楽しい現場でした」と振り返る。ミュージシャンならではの感性に驚くことが多かったという。

 保険会社の営業職として働きながら一人息子の龍生(潤浩=ゆんほ)を育てるシングルマザー役を演じた。「潤浩くんは、レッスンを重ねた『ザ・子役』という感じではなくて、普通の男の子。無条件に心を揺さぶられました」。プライベートでは3児の母だけに「違和感なく、自然体で撮影に臨めました」。

 大工の棟梁(とうりょう)の信吾(長渕)が、気弱な龍生を心身共に成長させる。「暑苦しいくらいの家族愛の物語。子育てが難しい時代だからこそ、原点に返るような昭和のホームドラマ」。人一倍、情に厚い信吾は常識外れの発想で周囲を驚かせることもあるが、広末は「家族愛は普遍的なテーマ。若い世代にこそ見てもらいたい」と呼びかける。

 長渕演じる信吾と激しく感情をぶつけ合うシーンが印象的だ。「一連のワンカットで撮影しました。そのおかげで感情のこもったシーンに仕上がりました」。共演者とは撮影初日からすぐに打ち解け、「長渕さんの語る武勇伝が、ネタなのか、冗談なのか…とってもチャーミング。常識にとらわれないところがすごい」。

 劇中には長渕がトレーニングに励み、ムキムキの筋肉美を披露する場面も。撮影後の打ち上げで映画のダイジェスト映像を初めて見た広末は「台本には筋トレのシーンがなかったので、驚きました」。長渕から「監督に『絶対に必要なシーンだから』と言って入れてもらったんだよ」と言われたそうで、広末は「『そうですね』としか言えませんでした」と笑った。

 1995年に芸能界デビューして25周年。「10代、20代の頃は何も考えず、ひたすら走ってきた。30代になっても、目の前の役を演じることに必死。初めて経験することも多くて、いつも緊張して、満足することはない。自分に100点を出すことがない仕事だから、ここまで続けることができたのかな」

 節目の年を迎えて心境の変化を感じている。「徐々に背負う物、求められる物が大きくなってきた。最近やっと、女優の仕事は一生もの、天職だと思えるようになった」。長男は自身がデビューした時と同じ15歳になった。「あの頃、将来の夢や希望を抱えて自分の中に宇宙があった。すっごくベイビーだと思っていたのに、彼が自分のスタートラインと同じ年齢になったというのが信じられない」と感慨深げに語る。

 「以前は女優としても、母としても、妻としても何でも完璧にやりたかった。でも、最近は冷静に自分の役割を客観視できるようになった」。精神的な成長が、充実した仕事ぶりにつながっている。25周年を迎えてもトレードマークのショートカットと透明感のある広末スマイルは健在で、むしろ輝きを増している。

 ◆「太陽の家」 大工の棟梁・川崎信吾は、やんちゃで人情に厚い男。保険会社の営業として働くシングルマザーの池田芽衣(広末)と出会い、その息子・龍生に世話を焼く。信吾はこの親子のために家を建てようと思い立つが、娘の柑奈(山口まゆ)、一番弟子の河井高史(永山瑛太)に反発される。信吾の妻・美沙希を飯島直子が演じる。

 ◆広末 涼子(ひろすえ・りょうこ)1980年7月18日、高知市生まれ。39歳。95年にCMで芸能界デビュー。97年に「20世紀ノスタルジア」で映画初出演・初主演。主な映画出演作は99年「鉄道員(ぽっぽや)」、2002年「WASABI」、04年「花とアリス」、07年「バブルへGO!タイムマシンはドラム式」、08年「おくりびと」、09年「ゼロの焦点」、15年「はなちゃんのみそ汁」など。身長161センチ。血液型O。

報知新聞社

最終更新:1/15(水) 11:32
スポーツ報知

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