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23歳女優の小川紗良、監督として初の長編映画を製作へ 「人生を歩み出せるよう祈りを込めて」

1/16(木) 12:30配信

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第4作目の監督作品「海辺の金魚」、自身のルーツ鹿児島県阿久根市で撮影

 役者、映画監督、文筆業として幅広く活躍する女優の小川紗良(23)が、第4作目となる監督作品「海辺の金魚」を製作することが決まった。初の長編映画で、撮影はすでに終了しており、今春に完成予定。昨年放送のNHK朝ドラ「まんぷく」で、安藤さくら演じる主人公の娘幸役を好演した新進女優が、フィルムメーカーとして描き出す作品に注目だ。

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 本作は、高校の卒業を控えた18歳の女子高生・花が主人公だ。母親が起こした事件のせいで小さい頃から施設で育った。施設で過ごすことのできる最後の夏。そんな彼女は人生最大の選択を迫られる。母を取るか、施設の子供たちを取るか。花の視線の先には1匹の金魚。母との記憶を巡りながら花は、金魚を手に海へと向かうーーというストーリーだ。

 主演は、18歳の小川未祐が務める。小川紗良監督の3作目の監督作品である「最期の星」(2018年)で主演デビューを果たした気鋭の女優だ。

 2019年春に企画された本作は、8月下旬に鹿児島県阿久根市でクランクイン。撮影は終了し、現在仕上げを行っている。撮影地である阿久根市は、小川紗良監督の母親の故郷であり、この企画がスタートした頃から監督自身が阿久根市での撮影を熱望。阿久根市の多くの市民や阿久根市フィルムコミッションの全面協力もあって、撮影をすることに至ったという。

 また、撮影監督には、ベテランの山崎裕氏が参加。23歳の小川紗良監督と79歳のカメラマン山崎裕氏とのタッグも、見どころの一つだ。

 監督・脚本・編集を務めた小川紗良は「初めての長編映画を撮りました。『海辺の金魚』というタイトルです。金魚は海では生きられません。観賞魚として退化したからです。それでも、私はもう一度海へ連れ出したいと思ったのです。映画の主人公が、私が、そしてあなたが、自分自身の人生を歩み出せるようにと祈りを込めて」と、本作に込めた思いについてコメント。

 そのうえで、「そこに在るだけで説得力のある瞳を持っている、主演の小川未祐さん。人物の心の機微をそのままに捉えてくださった、カメラマンの山崎裕さん。私自身のルーツでもある鹿児島県阿久根市の自然と人々。未熟者の私には贅沢すぎるほどの人に恵まれた夏を、生涯忘れないでしょう。映画を作る最後の人は、観てくださる皆様です。どうかスクリーンで見届けてください」と思いを込めた。

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最終更新:1/16(木) 12:30
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