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たかまつななさんが、EXIT兼近さんの「極貧話」から受け取ったもの 困っている人に思いをはせるには?

1/18(土) 7:00配信

withnews

たかまつななさんは、お嬢様芸人としてデビューし、現在は「笑いで世直し」をするための株式会社「笑下村塾」を立ち上げ活動を続けています。そんな、たかまつさんが、EXITの兼近大樹さん、りんたろー。さんとYouTubeで対談をしました。幼いころ極貧生活を送っていた兼近さん。コンビ名「EXIT」には、人を笑わせ、自分たちが誰かのはけ口や出口になってほしいという思いがあると言います。対談を通して見えたこと、困っている当事者に届けるための言葉について、たかまつさんにつづってもらいました。

【画像】リアル貧困家庭で育った若者たちの「持ち物」見せてもらった 服は?カバンは?スマホは?

空腹時にはティッシュにマヨネーズ

人は生まれた環境を変えられない。明日の食事に困っている人がいる一方で、両親の愛情たっぷりにすくすくと育ち塾にも通わせてもらった私のような人間もいる。

頑張れば報われ、誰かに褒めてもらえた。こんな私だから貧困について語っても説得力がないかもしれない。それでも声は上げなければいけない。

先日、YouTubeでEXITさんとコラボした。

EXITさんは渋谷系漫才師で、チャラ男キャラで大ブレークした。

「ポンポーン」とチャラく登場するが、実は兼近大樹さんは、めちゃくちゃ貧しい家庭で育った。空腹時にはティッシュにマヨネーズをかけて食べていたこともあったという。

バッシングに感じた「偽の正義感」

中学生の時から新聞配達をし、家計を支えた。極貧生活を送る中で、大きな過ちを犯し、それに対するバッシングも受けた。

もちろん、犯罪はいけない。しかし、私は違和感を覚えた。是枝監督の『万引き家族』を見て感動するのに、なぜ『リアル万引き家族』を見たら、たたくのか。日本で貧困に困っている人に思いをはせるきっかけとなる映画だったはずなのに、現実に似たようなことが起きたらたたく。なんか矛盾している気がしてしまう。

人間誰しも過ちはある。それを過剰にまで反応する「偽の正義感」を感じてしまった。

芸能人の薬物依存症だってそう。薬物をした芸能人をめちゃくちゃたたく。もちろん薬物に手を出しては絶対にダメ。だけど、どうやったら治療して、そこから抜け出せるのか。薬物に手を染めないために予防できることとは何かとかを考えることが抜け落ちていないか。

取材をしている中で思うのは、人は誰しも被害者にも加害者にもなり得る可能性があるということだ。加害者と同じ環境にいたら、自分が同じ罪を犯す可能性があるのではないか。ニュースを見て恐怖すら覚える。だから、そのような環境を作らないように未然に防ぐ努力が社会には必要なはずだ。

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最終更新:1/18(土) 7:00
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