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全米が注視するトランプ氏弾劾裁判。新証言なども提出、大統領選への影響は?

1/17(金) 20:00配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

国家の首脳が法を犯した可能性があれば、訴追する仕組みがあり、その疑惑を追及する仕組みがアメリカでは存在し、機能している。米議会上院で1月16日、トランプ大統領のウクライナ疑惑に関する弾劾裁判が始まった。

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1月15日、米議会下院でのトランプ氏に対する弾劾条項を上院に送ることが決議されたのを受けて「舞台」は上院へ。下院議員が議事堂の下院から上院に向かって、徒歩で、弾劾条項の書類を送り届ける様子が、カメラのフラッシュを浴びて報道された。

ビル・クリントン元大統領のモニカ・ルインスキースキャンダルに絡む弾劾裁判から20年余り。アメリカで史上3回目となる大統領の弾劾裁判を私たちは目の当たりにしている。

「桜を見る会」など安倍政権のスキャンダルに議会だけでなく官僚までが「忖度」し、“違法行為”がまかり通っている日本から見ると、トランプ大統領の弾劾手続きは毎日驚きだ。

アメリカでは1日中生中継

仮にトランプ氏が有罪になれば大統領職から罷免する弾劾裁判の仕組みは以下である。

裁判長 ジョン・ロバーツ連邦最高裁首席判事

陪審員 上院議員100人

検察 下院で選ばれた弾劾管理人

審理証人 トランプ大統領ほか

上院で弾劾裁判が始まるセレモニーは1月16日、「歴史的瞬間」として、テレビで1日中生中継された。

午後0:05(米東部時間) 下院民主党で選ばれた「弾劾管理人」が上院の議事堂に案内され、アダム・シフ情報委員長(カリフォルニア州)が首席弾劾管理人として、トランプ大統領の弾劾条項、つまり訴状に値する「権力の乱用」「議会妨害」の内容を読み上げた。

午後0:22 弾劾管理人が退席。

午後2:00 上院議員の重鎮が、連邦議会議事堂の向かいにある連邦最高裁判所に歩いて、ジョン・ロバーツ最高裁首席判事を迎えに行き、上院に案内。上院議員やスタッフが起立して見守る中、ロバーツ氏が弾劾裁判の裁判長として宣誓

直後、上院議員100人がロバーツ氏のリードで起立し、右手を上げ、公正な裁判を行う陪審員として裁判を行うことを誓った。その後、弾劾裁判の陪審員としての署名を実施。マントをまとったロバーツ氏が上院議事堂に現れた時は、一瞬張り詰めた、でも異様な雰囲気に包まれた。

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最終更新:1/18(土) 5:01
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