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アレルギー疾患対策強化 福医大、医師会など20日連絡協設立

1/17(金) 9:44配信

福島民報

 県はアトピー性皮膚炎やぜんそくなど「アレルギー疾患」に詳しい医師や関係団体による連絡協議会を二十日に設立する。診療連携と人材育成を進め、治療環境の充実や疾患に関する正しい情報の普及を目指す。

 福島医大付属病院など県内各病院の医師や県医師会、県薬剤師会、県看護協会、県栄養士会、県学校給食会、患者団体などの代表で構成する。二十日に福島市で初会合を開き、県内の現状や課題を把握する。その上で今後選定する「拠点病院」を核にした診療連携体制や医療関係者の技能向上、情報提供の在り方などを協議する。

 医療機関への働き掛けでは、診療所と病院間の紹介・逆紹介手続きの円滑化、医療関係者の知識と技能を高める研修会開催などを想定。一般向けには学校、保育所の教職員らにアレルギー疾患への正しい対応を広める講習会などを検討する。

 アレルギー疾患は幅広い症状が含まれる。生活環境や食習慣の変化を背景に患者は増加傾向にある。一方、治療を担う診療科は内科や小児科、皮膚科など多岐にわたり、医療機関の連携や治療水準の底上げが課題になっている。

 ぜんそくと花粉症を含むアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、結膜炎を対象にした厚生労働省の二〇一七(平成二十九)年患者調査によると、県内では十万人当たり約千四百三十人が医療機関を受診している。県健康づくり推進課は「協議会の活動を通してアレルギー疾患患者に適切な医療を提供できる仕組みを築く」としている。

最終更新:1/17(金) 9:44
福島民報

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