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復興の25年を経て...今、神戸市が目指す街の姿とは?久元市長が語る『魅力あるワクワクする街』

1/17(金) 20:00配信

MBSニュース

阪神・淡路大震災から25年。神戸市が今、描こうとしている街の姿について取材しました。震災の復興で多額の借金を背負い、厳しい財政状況だった神戸市ですが、25年が経ち、未来に向けた投資も始まっています。

神戸市中央区にある理化学研究所。ガラスの向こう側で、ロボットが作業を進めています。眼科医で研究者の高橋政代さんに説明して頂きました。

「ここではiPS細胞を培養しています。細胞が入った培養皿から培養液を抜き取って、新しいものに交換するんです。研究を自動化するということで、スーパー研究員を作っているんです。細胞培養をしていると、一番欲しかったものです。」(高橋政代さん)

高橋さんは2014年、目の「網膜色素変性症」という難病の患者に、iPS細胞から作った網膜細胞を移植させる世界初の治療を成功させました。現在もiPS細胞を使った最先端の研究を進める高橋さんは、ここまでこられたのは研究している環境が大きかったと話します。

「2014年に初めてiPS細胞を使って手術をさせて頂きましたけども、その時間が非常に世界より5年くらい早くできたんですけども、それはこの場所・神戸だったからというのが一つあると思います。」(高橋さん)

ポートアイランドでの『医療産業都市』の発展

神戸の空の玄関口・神戸空港近くのポートアイランドに、高橋さんの研究拠点・神戸アイセンター病院はあります。この人工島の南側を、神戸市は『医療産業都市』と位置付け、中央市民病院をはじめ、理化学研究所や医療関係の企業が集まります。

医薬品を作るために複雑で高度な計算をするスーパーコンピューター「京」も去年までここにあり、現在はさらに進化した後継機「富岳」の準備が進められています。

「研究から実用化・治療作りまで、必要な施設や機関が全部揃っている。しかもこのポートアイランドにぎゅっと詰まっている。」(高橋さん)

阪神・淡路大震災で街が破壊された神戸市。ポートアイランドは当時、地震の揺れにより地下水が地面を覆う液状化現象の被害が出ました。

その後、ポートアイランドは地盤の改良を行って再生したと神戸市は話します。地震から25年を経て、街の復興を遂げた神戸市。『医療産業都市』は成功したものの、こうした例はまだ少ないと久元市長は話します。

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最終更新:1/17(金) 20:04
MBSニュース

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