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ソフトバンクの「千賀2世」が計258勝に入門「めったにない」

1/17(金) 8:03配信

西日本スポーツ

■きょうから合同自主トレ

 「千賀2世」がダブル100勝超右腕に弟子入り!! 福岡ソフトバンクの育成3年目の尾形崇斗投手(20)が、楽天の岸孝之投手(35)と涌井秀章投手(33)と17日から千葉県館山市内で自主トレーニングを行うことが分かった。昨年末のアジア・ウインターリーグ(WL)で好投し、首脳陣からの評価急上昇中の育成右腕。球界を代表する投手2人と過ごすぜいたくな時間をフル活用し、念願の支配下登録への追い風とする。

【写真】「育成の星」候補 帽子を飛ばしながら力投する尾形

 背番号120の育成3年目右腕にとって、またとないビッグチャンスだ。2018年に最優秀防御率のタイトルを獲得した楽天の岸と、09年に沢村賞を受賞した涌井との合同自主トレに17日から参加する尾形は「まずはキャッチボールの仕方から教わりたい」。プロ通算125勝を挙げている岸、同133勝の涌井。「258勝分」の技術と経験をあますことなく吸収できれば何よりの財産になる。

 豪華な自主トレは尾形の母校、学法石川高(福島)の恩師からの紹介で実現した。「こんな機会はめったにない。全てを自分のものにしたい」。自主トレ中の目標は新たな武器の習得だ。2人はともにカーブの使い手。「カーブで簡単にカウントを取れれば打者との勝負が有利になる。握りや感覚を学びたい」。自らの最速152キロの直球を生かすための緩急を身に付ける狙いだ。

■カーブ習得へ意欲

 昨秋キャンプでのブルペン投球で工藤監督の視線をくぎ付けにし、支配下登録への道が見えてきた。昨年末に台湾で行われたアジアWLでは抑えを任され、10登板で3セーブの防御率0・77、11回2/3を投げ23奪三振と圧倒した。筑後のファーム施設にある弾道測定器「トラックマン」で計測された直球の回転数はチームトップレベルの2500超。プロ平均の約2200を大きく上回る数値をたたき出すなど一気にブレークするだけのポテンシャルは十分にある。

 昨季3軍で尾形を指導した田之上2軍投手コーチも「変化球の精度に課題はあるが、真っすぐの力は十分」と評価する。その上で、「練習でも一切手を抜かない。そのせいでけがもあったけど、それくらいじゃないとはい上がれない。入団から2年で大きく成長した」とメンタル面の強さに太鼓判を押す。

 18年に入団した育成同期のうち、周東と大竹は既に1軍で活躍。王球団会長から大きな期待をかけられている大砲候補の砂川も今後支配下登録されれば、千賀、甲斐、牧原が入団した11年に匹敵する「育成豊作年」となる。「3年目の今年はラストチャンスのつもりで臨む」。勝負の1年へ「千賀2世」が自主トレを生かし切る。 (長浜幸治)

西日本スポーツ

最終更新:1/17(金) 8:03
西日本スポーツ

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