ここから本文です

SDGs達成の先導役へ、イケアの「自分でやる」を追求した再生可能エネルギー戦略

1/17(金) 16:00配信

AMP[アンプ]

国連サミットで定められたSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、世界各国の企業で環境配慮への取り組みが加速している。中でもイケア、H&M、ソニー、コカ・コーラをはじめとする約400の大企業は、SDGs達成へ先導的役割を果たすことをコミットし、行動計画を発表している。

世界最大の家具チェーンIKEA(イケア)は「ピープル・アンド・プラネット・ポジティブ」をスローガンに掲げ、これまでにも循環経済と気候変動に対し積極的にアクションを起こしてきた。

中でもここ数年イケアが重点的に取り組んでいるのが、風力や太陽光発電による再生可能エネルギーのインフラ構築だ。

2020年までに「消費分の再生可能エネルギーを作り出す」目標は前倒しで達成見込み

全世界のイケア423店舗のうち9割近くの367店舗を所有するIngkaグループは、過去10年間で再生可能エネルギーのインフラ構築に25億ユーロを投じている。

イケアの再生可能エネルギー施策は2011年自社ビルにソーラーパネルを取り付けることから始まり、現在では全世界のイケアの店舗や施設に合計90万枚以上のソーラーパネルが取り付けられている。

イケアは事業活動で消費するエネルギーのオフセットを目指し、再生可能エネルギーのオフショア拠点への投資も進めている。2014年に3億ドルを投じてアメリカの風力発電所を取得し、2019年には2億ユーロ以上を投じてドイツ風力発電所にも出資。

Ingkaグループは現在世界14カ国で92万枚のソーラーパネルと534基の風力発電機を運用し、風力・太陽光による発電量は1.7ギガワットにも上るという。

さらに2019年9月にはアメリカの2つの太陽光発電拠点の株式49%を取得したと発表。70万枚のソーラーパネルが数か月以内に稼働開始予定となっている。

これにより、当初2020年を予定していた「事業で消費する電力と同等の再生可能エネルギーを作り出す」という目標は、2019年中に前倒しで達成見込みだ。

1/2ページ

最終更新:1/17(金) 16:00
AMP[アンプ]

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事