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トランプ大統領、第1段階の米中貿易合意に署名…「中国と北朝鮮問題で緊密に協力」

1/17(金) 7:44配信

ハンギョレ新聞

米中貿易交渉を「チェスゲーム」に喩える 朝米対話の突破口にする意向示す

 ドナルド・トランプ米大統領は15日(現地時間)、「中国が北朝鮮と関連し、我々を手助けしている」とし、「我々は北朝鮮に対して非常に緊密に協力する」と述べた。米中貿易交渉の妥結をテコに、北朝鮮と友好的な関係を維持している中国の協力を取り付け、膠着状態に陥った朝米対話の突破口を見出すという考えを示したものと見られる。

 トランプは同日、米国と中国の第1段階貿易合意の署名式で「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は中国の習近平国家主席を非常に尊敬してきた」と言及し、「合意文には明らかになっていないが、中国は金正恩委員長と関連し、力を貸してきた」と述べた。トランプ大統領は「このすべては非常に美しいチェスゲーム、あるいはポーカーゲームのようなものだ」と付け加えた。

 署名式後に行われた中国代表団との昼食会でも、「先ほど(署名式会場でも)言ったように、これは世界レベルのチェスゲームやポーカーゲームのようだ」という言葉を繰り返し、「我々は協力する。両国の利益のためでもあるが、ひいては世界の利益のために協力する」と強調した。

 トランプ大統領はチェスゲームの意味を具体的に説明しなかった。しかし、この発言が第1段階の米中貿易合意の署名式で出たことから、今後合意の履行と結び付けることで、中国に対北朝鮮制裁の連携からの離脱防止を求める一方、米中貿易紛争の沈静化により外交的余力が生じた中国に、朝米交渉の再開のための役割を強調したものと見られる。

 これと関連し、米国務省は16日午前のスティーブン・ビーガン米国務副長官兼北朝鮮政策特別代表が前日、中国の楽玉成外交部副部長との電話会談を行い、シンガポール朝米合意を履行するための米国の交渉意志を改めて明らかにすると共に、中国に国連安保理の対北朝鮮制裁の完全な履行を促したと発表した。

イ・ジョンエ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:1/17(金) 7:44
ハンギョレ新聞

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