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欧州企業の大半、「一帯一路」事業に参加できず-EU商業会議所

1/17(金) 10:12配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 中国の習近平国家主席肝いりの巨大経済圏構想「一帯一路」の関連事業から大半の欧州企業が排除されていると在中国欧州連合(EU)商業会議所(中国欧盟商会)が指摘した。中国の国有企業が独占的な役割を担い、入札プロセスが不透明なためだとしている。

同会議所が北京で16日公表した調査報告によれば、調査に参加した加盟企業132社のうち、少なくとも1件の一帯一路プロジクトに応札したと答えたのはわずか20社。そのうち7社が直接契約を狙い、13社が下請けとして入札に参加した。

落札を目指す欧州企業に入手可能な情報が不十分だとの回答が半数を超え、一帯一路関連事業の調達制度は透明性が十分ではないとの答えは4割近くに上った。

同会議所のヨルグ・ワトケ会頭は「国の支援と安価なファイナンスに支えられた中国を代表する巨大企業が、多国籍の開発計画と比較して異例に大きな割合の契約を確保している」と説明。一方、中国外務省の耿爽報道官は北京での同日の記者会見で、一帯一路プロジェクトに参加している中国と外国の企業は「公平性の原則」に基づく市場ルールに従っていると主張。「入札プロセスは透明」で入札に参加するかどうかは「完全に企業自身の選択だ」と述べた。

原題:China Policies Keep Europe Firms from Belt and Road, Report Says(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Bloomberg News

最終更新:1/17(金) 10:12
Bloomberg

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