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テクニクス初のNC完全ワイヤレスを現地ファーストインプレッション! - CES 2020

1/18(土) 10:01配信

マイナビニュース

パナソニックは家電・テクノロジー見本市「CES 2020」にあわせて、テクニクスとパナソニックの両ブランドから初の完全ワイヤレスイヤホンを発表した。いずれも1月時点では日本市場への導入は検討中とのことだが、同社のプライベートブースでいち早く実機に触れることができたので、ファーストインプレッションをお伝えしたい。

【写真】パナソニックブランドのNC完全ワイヤレスイヤホン「RZ-S500W」も登場

音質にこだわったテクニクス「EAH-AZ70W」、幅広いユーザー層をターゲットにしたパナソニック「RZ-S500W」と「RZ-S300W」の計3機種をラインナップ。価格はEAH-AZ70Wが279ドル、RZ-S500Wが179ドル、RZ-S300Wが119ドル。ニュースリリースではグローバルで6月発売予定としていたが、説明員は「春頃には出したい」と話していた。


テクニクス EAH-AZ70W:279ドル(ブラック、シルバー)
パナソニック RZ-S500W:179ドル(ブラック、ホワイト)
パナソニック RZ-S300W:119ドル(ブラック、ホワイト、グリーン)


いずれも、左右イヤホンのオーディオ信号を独立して受信することで、接続安定性を向上。テクニクス「EAH-AZ70W」とパナソニック「RZ-S500W」の2機種については、業界トップを謳う「デュアルハイブリッドノイズキャンセリングテクノロジー」を搭載。フィードバックとフィードフォワードの両方式に対応したノイズキャンセル(NC)機能で、イヤホン内外のノイズを最小限に抑える。


EAH-AZ70WはグラフェンコートのPEEK振動板を備えた、新開発のダイナミック型10mmドライバーユニットを搭載。「テクニクスイヤホンEAH-TZ700の磁性流体ドライバー技術が使われているのでは?」と思ったが、EAH-AZ70Wのドライバーに磁性流体は使われていないそうだ。ユニット後部の空間で振動板から生まれる気流を制御する機構を採用するなど、音質にこだわった設計となっている。IPX4相当の防滴性能を装備。単体で連続約6時間(ノイズキャンセル:オン時)の再生が可能。付属の充電ケースと組み合わせると最大18時間音楽を聴ける。

RZ-S500W/S300Wについては、EAH-AZ70Wとは異なる8mm径のドライバーを搭載している。IPX4相当の防滴性能は共通。ノイキャン搭載のRZ-S500Wは単体で連続約6時間(NCオン時)再生でき、付属の充電ケースと組み合わせると最大20時間聴ける。ノイキャン非搭載のRZ-S300Wは単体で連続約5時間音楽を聴けて、充電ケースと組み合わせると最大20時間再生可能だ。

いずれもイヤホンに搭載されているSoCを含めて、システム的な仕様については「独自に開発したものを使う」ということで説明員も明らかにしておらず、サポートするBluetoothコーデックなど不明な点は多い。

短時間だが、EAH-AZ70Wをブースに用意されていたポータブルプレーヤーと接続して聴いた。中低域に特徴があり、ひと言で印象をいうと「元気なサウンド」だと感じた。音のチューニングはまだ最終段階ではないとのことだが、これからさらにブラッシュアップされていくものと思われる。NC機能も効果的で、装着したときの耳への収まりも良かった。

EAH-AZ70Wは、比較的高価格帯の完全ワイヤレスイヤホン市場において新たなトレンドになりつつある「ノイキャン付きモデル」を選ぶときの有力な選択肢になりそうだ。

重低音好きに刺さる、「震える」ワイヤレスヘッドホンも

ポータブルオーディオ関連では、低音再生技術「XBS DEEP」(Extra Bass System Deep)で重低音再生を強化したワイヤレスヘッドホン「RB-M700B」、「RB-M500B」、「RB-M300B」の3機種も同時に発表している。

RB-M700B/M500Bは「バスリアクター(Bass Reactor)」を内蔵し、低音に応じて低周波を増幅し、これまでにない深い低音体験を実現する。グローバル市場で4月に発売予定で、日本国内での発売は未定。カラーはそれぞれブラックとサンドベージュの2色を用意する。

いずれもアースカラーを採用した比較的大人しい見た目ではあるが、「音はかなりやんちゃ」なワイヤレスヘッドホンだ。RB-M500Bを試すと、確かに「深い低音体験」を味わうことができた。平たく言えばサブウーファーを使って「ヘッドホンそのものを震わせる」のだ。この振動機能は3段階で調節でき、オフにもできる。

また、フラッグシップモデルのRB-M700Bはアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。周囲の騒音を抑えることで、低音をより鮮明に再生できるという。

説明員によると、こういった重低音ヘッドホンは「アジアのみならずインド、中近東圏、アフリカなど重低音をガンガン鳴らしたいユーザーから引きがある。レゲエ音楽やパーティー文化のある中南米のユーザーにも刺さる」のだという。

庄司亮一

最終更新:1/18(土) 10:01
マイナビニュース

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