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4年連続日本一 県産ミカン産出額

1/18(土) 16:30配信

紀伊民報

 2018年度の和歌山県産ミカンの産出額は308億円で、15年度から4年連続で全国一になった。300億円超えは3年連続。生産量も全国トップだが、販売単価は台風の影響などで低下し、前年度より順位を落として8位となった。県は「今後も高品質生産を推進し、生産量、販売単価、産出額の3冠日本一を目指していく」としている。


 県が17日に発表した。産出額は販売単価から流通に関係する経費を除いた額と、生産量を掛けた額。2位は愛媛県251億円、3位は静岡県の249億円だった。

 産出額は13年度まで4年連続で、全国最高だったが、単価が低く、14年度は2位に下がった。県は市場評価を高めて単価を上げ、産出額全国一に返り咲こうと、JAグループと連携し、光センサーを活用して糖度が高いミカンを選別、出荷する「厳選出荷促進事業」を15年度に開始した。

 これにより、1キロ当たりの販売単価(京浜、京浜衛星、名古屋、京阪神の四大市場平均)は、14年度は191円(全国8位)だったのが、15年度以降は単価、全国順位とも右肩上がりに上昇。17年度は304円(4位)まで上がった。

 一方、18年度は267円で、前年度より37円低下。全国順位も8位に下がった。全国最高額303円の徳島県とは36円の差がついた。

 県によると、単価の低下は、この年に相次いだ台風によって傷果の割合が増えたため。その状況でも、糖度は確保できたこと、これまでの厳選出荷事業の取り組みにより、市場の評価が定着しつつあることから、ここ10年では前年度に次いで高い価格を維持することができたという。厳選出荷導入前の14年度の191円と比べると40%高かった。

 昨年5月に近畿農政局が発表した18年度県産ミカンの生産量は15万5600トンで、15年連続全国一だった。

紀伊民報

最終更新:1/18(土) 16:30
紀伊民報

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