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山下真司、『スクール☆ウォーズ』熱血先生のイメージ守り…普段もスーツ姿!「遊びにも行けませんでした」

1/18(土) 7:03配信

テレ朝POST

人気ドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)のスニーカー刑事として人気を博し、1984年にはドラマ『スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~』(TBS系)に熱血教師の滝沢賢治役で主演。

35年経った今もなお熱い支持を集めるこのドラマは、校内暴力が吹き荒れる高校の弱小ラグビー部が、ある一人の教師が赴任して来てから数年で全国優勝を果たすまでの軌跡を描いたもの。京都市立伏見工業高等学校ラグビー部とその監督で元日本代表フランカーの山口良治先生をモデルにしたノンフィクション小説をもとにしたフィクションドラマである。

山下さんはモデルとなった実在の山口先生に迷惑をかけてはいけないと、当時はいつもジャケットにワイシャツ、ネクタイを着用し、先生の格好で外出していたという。

◆撮影中は疲労困憊(ひろうこんぱい)で休日はグッタリ

『スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~』は山下さんの初主演ドラマ。スポーツはもともと大好きだったというがラグビーは未経験。何よりも教師の役が来たということに驚いたという。

「ラグビーは全くやったことがなかったですからね。タイトルバックでいきなり楕円形のボールを蹴らされたんだけど、10数回蹴って成功したのは2、3回。

タックルもやりましたけど、相手はからだのデカい外国人だったから怖かったですよ。『ケガしそうだな』と思ったら、案の定、タイトルバックの撮影だけで首を痛めてしまいましたからね」

-体力的にも大変だったでしょうね-

「『スクール☆ウォーズ』はちょうど半年ぐらいで、夏に冬のシーンを撮影して冬に夏のシーンだったから、寒さと暑さとの戦いでもあったんですよ。真冬の川に飛び込んだりしていたからね。

あれもフィルム撮影だったんですよ。1日100カットとか撮影していました。スタジオが中河原(東京都府中市)で遠かったから俺は自分で車を運転して通っていたんだけど、家から1時間ぐらいかかったんですよ。

朝7時ぐらいに家を出て8時に入って、8時半か9時に撮影が始まる。それで終わるのが早くて5時か6時。ナイトシーンの撮影があると、夜中12時を超えちゃう。

それで毎日、走ったりしゃべったり泣いたりでしょう? 撮影が終わるとまた車を自分で運転して帰ってましたからね。若かったなぁと思って(笑)。今だったらとても考えられないですよ」

-ほぼ毎日撮影ですか?-

「毎日。最初の1カ月は日曜日が撮影休みだったんですよ。それでいつも弁当ばっかりだから、おいしい居酒屋さんとかに行っていたんだけど、1カ月ぐらいしたらもう疲れちゃって、休みの日は家のなかでぐったりしているという状態になっていましたね。

それでも撮影の合間には、生徒役のみんなと一緒に相撲とったりしていましたよ。あれは何なんだろうね(笑)。

勢いというか、コミュニケーションを取りたいっていうか、士気を上げるというのかな。最近よく使われる言葉だけど『ONE TEAM』だからね。

『スクール☆ウォーズ』の撮影は、芝生じゃなかったからみんな大変だったと思いますよ。グランドを結構転々として撮影していたんですけれども、土の上ですから。

俺なんかはちょこちょこっとしかラグビーのシーンはなかったけど、生徒役の役者たちは結構大変だったと思う。芝生だと転んでも痛くないけど、土ですから本当にハードな撮影でしたね」

-セリフも膨大でしたし、泣くシーンも多かったですね-

「すごかったですよ。あれこそ、ちゃんとセリフを入れておかないと芝居ができないじゃないですか。それプラス泣かなければいけないので、最初は苦労しました。

こんなに毎回泣くのかって思いましたけど、不思議なことに後半は、涙を抑えるのが大変で。これが本当に泣くということだなって、あのドラマを通じて教わりました」

-2年前、生徒役だった松村雄基さんに取材させていただいたのですが、その時『スクール☆ウォーズ』全26話を34年ぶりに見ました。今見ても胸が熱くなりますね-

「そうでしょう? 109対0で惨敗した後、賢治が泣きながら部員全員を殴るシーンがあったことは大きいですよね。山口先生は部員全員を殴ったみたいだけど、そのあと全員のタックルを受けたそうです。魂と魂、人間と人間が真正面から向き合っている。

これを一概に体罰だ、暴力だとは言えないと思うんですよね。多少批判されたとしてもからだを張って、生徒と一緒に汗をかいたり、一緒に泣いたりする教師が必要なんじゃないかと思いますけど、今の時代は難しいのでしょうね」

-2019年はラグビー人気がすごかったですね-

「そうですね。日本代表の田中史朗選手も『スクール☆ウォーズ』のモデルとなった京都市立伏見工業高等学校出身なんですよ。

だから僕の役のモデルとなった山口先生ともつながっているんです。田中さんは全然僕にそんなことを話してくれなかったから知らなかったんだけどね。『スクール☆ウォーズ』の次の世代だけど、今につながっているなあって思いました」

-ラグビーが広く認知されて盛り上がりました-

「そうですね。ベスト8に入ったというのは大きい。やっぱりスコットランドとかに勝ったのが大きかったですよ。南アフリカには残念ながら負けたけど、その南アフリカが優勝しましたから。でも、4年前は南アフリカに勝ったんだからね。

そんなドラマチックな展開が今回もあって、それでリーチ・マイケルが、みんなをひとつにまとめあげてね。なんか結構熱くなりました。本当にタフな連中です。あんなにハードなスポーツはないですよ」

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最終更新:1/18(土) 7:03
テレ朝POST

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